200人に上る被害者が立ち上がったウェンの集団訴訟の経緯とは?

2018年11月02日
その他
200人に上る被害者が立ち上がったウェンの集団訴訟の経緯とは?
ハリウッドセレブ御用達のヘアケア製品として、ブランドイメージを高めてきたウェン


しかし、そのイメージが崩落してしまう危機を迎えたのは2015年のことです。

最初はフロリダ州に住む一人の女性からの訴訟だったのですが、それをきっかけに次々と被害者が手を上げ、最終的には200人を超える集団訴訟に発展しました。

日本でも人気のあったウェンがどうして集団訴訟の対象になったのか?

そして被害者の主張と被告の主張にはどんな食い違いがあったのか?

ウェンの集団訴訟についてまとめました。

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1.ウェンはなにを販売している?


ウェンが販売しているのは、シャンプーやトリートメントなどのヘアケア製品です。

開発者は数多くのハリウッドセレブの顧客を持つチャズ・ディーン氏。

通常のシャンプーでは、汚れを落とすために界面活性剤という化学薬品を使っていますが、ウェンは化学薬品を使用せず、天然由来の植物をブレンドすることで作られた製品です。


1-1.ウェン製品の特徴


界面活性剤という化学薬品は、ほとんどのシャンプーに配合されているものです。

この化学薬品を入れることにより、シャンプーは泡立ち汚れを落としやすくなります。ウェンの製品は界面活性剤を入れていないので、泡立ちがありません。

この泡立たないというのが、界面活性剤を使っておらず植物成分のみで作られた製品ということの証明にもなっていました。

そして、他のシャンプーのように液体ではなく、クリーム状の製品なので、頭皮ケアにも有効ということで非常に人気が高いです。

2015年に集団訴訟を受けるまでに、全世界で累計1000万本以上販売されたことが知られています。

ハリウッドセレブの顧客を多く持つ開発者のチャズ・ディーン氏のイメージを利用し、スポークスマンとして多数の女優やアーティストを起用、セレブ御用達のヘアケアブランドというイメージを打ち出し日本でも人気のあるウェンの商品は、通信販売をメインとして日本でも数多く販売されています。


2.ウェンの集団訴訟での原告の主張


原告の主張は、ウェンのシャンプーやトリートメントを使用してから2週間以内に頭皮に異常がみられた、痒みや湿疹、そしてそれに伴い大量の抜け毛が生じて、大切な髪を失ってしまったということです。

同様の症状が起きた人からの苦情が相次ぎ、苦情の総数は2万1000件にも上りました。


ウェンの集団訴訟の利点


最初はフロリダ州の女性が個人で訴訟を起こしたのですが、ウェンの製品を使用してから頭皮に異常を感じたり、大量の脱毛を起こしたと主張しても、原材料に違法な物質が混入されていない限り、ウェンの製品が原因だったのかどうか断定することは難しいでしょう。

しかし、最終的には200人を超える被害者が集団訴訟に参加したことで、同じ製品を使用していた200人に同様の症状が出ているということは、例え法令に準じた材料しか使っていなかったとしても、他に何か原因があるのではないかということで調査を行うことができます。

ウェンの集団訴訟が被害者側に有利に進行すると思われるのは、やはり集団訴訟という数の力、情報サンプルの多さがあったからと言えるでしょう。


3.ウェンの集団訴訟で被告ウェンの対応


集団訴訟を受けたウェンそして、親会社のガシーレンカー社は訴訟に対してどんな対応をしたのでしょうか?


主張は科学的根拠がないの一点張り


多くの被害者から訴訟を受けたにも関わらず、ウェンの販売元であるガシーレンカー社の主張は「wenの製品には有害な化学薬品を使用しておらず、被害者の症状と製品には因果関係は証明できない」この点を強く主張していました。

実際、現在でもウェンのシャンプーは販売されており、被害に対しての説明もサイト上で、「ウェンの商品と因果関係がない」ことを強調しています。


プロアクティブカンパニーに社名変更


集団訴訟により、大きくイメージを起こしたガシーレンカー社は2017年に社名を変更し「プロアクティブカンパニー」に・・・
現在、日本でもニキビ専用洗顔フォームのCMでもよく見かけるあの会社の前身がガシーレンカー社です。


4.ウェン集団訴訟の今後の展望


集団訴訟では、明らかにウェンのシャンプーで受けた被害であると主張する原告側と、商品と被害の因果関係は認められないと強く主張する被告側が並行線で争っています。

しかし、2万件以上に及ぶ苦情に対してFDAが調査を継続していますから、今後、調査結果が集団訴訟にどのように影響していくのか注目したいですね。


5.ウェン 集団訴訟まとめ


健康食品や美容製品に関しての被害は実はかなり多いのですが、個々の訴えだけではなかなか取り上げられることはありません。

やはりウェンの被害事件がこれだけ大きく報道されたのは、被害者同士が連携して集団訴訟という形に持っていったからでしょう。

同じように、健康食品や美容製品で被害を受けた場合、製品に問題があれば必ず同じような被害を受けた方が他にもいるはずです。

同じ被害者を見つけ出し連携を取ることは、個人で訴訟を起こすよりも大きな効果を生み出します。

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