クレジットカード詐欺被害とその対策 恐ろしい最新手口2020年版!

2020年01月10日
詐欺・消費者問題
クレジットカード詐欺被害とその対策 恐ろしい最新手口2020年版!
近年、ショッピングなどで、クレジットカードを利用した決済方法が日常的に行われるようになってきました。

一昔前であれば、クレジットカード自体が危ないと思って利用しない人が多かったのですが、誤解が解けて、一般市民にも受け入れられるようになってきた反面、クレジットカードを利用した詐欺被害も増えています。


クレジットカードを利用すること自体は、買い物が便利になりますし、現金を持ち歩かなくても良くなるため、非常に便利ですが、それで詐欺にあっては元も子もありません。

今回は、そんなクレジットカードを利用した最新の詐欺手口と、その対処方法をお話ししたいと思います。

現在被害に遭っていないかの確認方法もお話ししますので、是非ご確認いただければと思っています。

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1.6つの最新の詐欺手口


まずは、現在被害の多い6つの詐欺手口をお話しましょう。


1-1.クレジットカードの現金化


クレジットカードの利用において、支払日というのは非常に重要です。

1か月分の利用金額がまとめて請求されるわけですから、人によっては相当な金額になっていたりします。

月初には払えるつもりでいたのに、支払い日前になって慌てて現金を用意する人もいるでしょう。

そんな時に、クレジットカードの現金化をするような業者が存在します。

現金でしか取り扱いができないような支払いがあったり、別のカードの支払い日に現金が足りなかったりする時に利用する人が多く、ショッピング枠を一度商品などに交換して、それを売却して現金に変えるのです。

その方法自体は違法ではありませんが(クレジットカードの利用規約には反するので、利用するべきではありません)、これを扱っている業者から現金を受け取れなかったり、当初聞いていた換金率よりも低い金額で現金化されたりといったトラブルが発生しています。

違法では無いと書きましたが、利用方法によっては違法になり得る点や、仮にその後返済が不可能になった際などに自己破産をしても、借金が残る可能性があるなどのリスクがあるため、クレジットカードの現金化自体をしないことをお勧めします。


1-2.フィッシング詐欺


フィッシング詐欺とは、メールなどで緊急の内容を装って、クリックさせた後に、クレジットカードの番号などを入れさせる方法になります。

最近ではこの被害は非常に多く、クレジットカードに限らず、apple IDや各種銀行のキャッシュカードなどについても同様の詐欺が行われています。

メールのタイトルが
「あなたのアカウントが危険にさらされています。今すぐパスワードを変えてください」
などとなっていると、恐怖を感じることでしょう。

その上で、メール内のリンクをクリックすると、現在のパスワードと新しいパスワードを入力する画面が出てきます。

そして、現在のパスワードを入力することで、パスワードを詐欺業者に盗まれるという仕組みです。

基本的に電話やメールで暗証番号を聞くようなケースはありませんし、クレジットカードの番号を入力する必要のあるケースもありません。

特に
・クレジットカード番号
・セキュリティコード
・暗証番号
は絶対に他人に知られてはいけません。

そのため、そういったメールが来たこと自体に怪しさを感じられるように訓練しましょう。

仮にすでにそういった情報をネット上で買い物以外のケースで入力した覚えがあれば、すぐに新しいカードを発行してもらいましょう。


1-3.クローン詐欺


日本ではあまり見られない手法ですが、カードの磁気を読み取り、それを元にカードを偽造する手口になります。


日本では、店員がクレジットカードをその場で決済するのが普通で、外部に持ち出すなどの行為がないため、可能性としては低いですが、ATMにスキャンするための機械が付けられてしまっていると、素人では判断ができないようなものになります。

そのため、信頼のできない場所でのクレジットカード決済には十分に注意が必要になります。


1-4.ショッピング詐欺


インターネットで買い物をした際に、商品を発送しないという手口です。

この手法は、基本的に販売業者の情報が嘘であったり、ほとんど情報が載せられていないようなケースが多いようですが、一般人が買い物をする前にそれらを調べることは非常に困難でしょう。

最近では、ネットショッピングだけではなく、フリマアプリを利用した詐欺も発生しているという事です。


1-5.システムによる総当たり


システムを利用してランダムにクレジットカードの番号を入力し、カードが利用できるものかを調べるという手法になります。

この手法では、クレジットカードの利用サイト自体が制限をかけるか、クレジットカード会社がより高度なセキュリティを用意してくれない限り、対策ができないという物になります。


1-6.コンピュータウイルス


自分のパソコンに、コンピュータウイルスが入った場合、普段どのようなサイトを見ているのかや、そのサイトで入力しているクレジットカードの番号を入手することは、難しいことではありません。

特に、フリーソフトをダウンロードした時に、一緒にウイルスが入っているケースや、インターネットに繋いだままのパソコンを狙ったサイバー攻撃などが多く、最新のセキュリティソフトを常に入れておくなど、対策が必要になります。


2.あなたは被害に遭っていない?確認する方法は?


様々な詐欺手法がありますが、その全てに対応するのは非常に困難です。

パソコンのセキュリティソフトなどの対策は絶対に必要として、フィッシング詐欺などにかからないようにするためにも、日常の行動を見直す必要があります。

しかし、現在詐欺に遭っているのかを確認する方法としては、やはりクレジットカードの利用明細を確認するしか方法はないでしょう。

最近では、クレジットカードの利用時にメールが送信される機能があるものや、アプリから簡単に明細が確認できるクレジットカードも存在します。

さらに、利用するカードの枚数を1~2枚程度に抑えて、ある程度管理できる枚数にしておくことも重要です。

クレジットカードの利用に対して、身に覚えのない請求があった場合には、すぐにカード会社に電話をすれば、カードの利用を止めてもらえるので、すぐに対処しましょう。


3.クレジットカードの規約を確認しよう


クレジットカードの利用規約には、基本的に盗難保険に関するものが書かれているはずです。

一般的には、盗難保険の有効期間は、カード会社に連絡をした日から遡って60日までです。
(念のため、あなたのカードでも確認しておきましょう)

そのため、不正利用をされたとしても、60日以内であれば、保険が下りる可能性があります。

しかし、クレジットカードの明細を確認していないと、下記のような事が起こり得ます。

クレジットカードの締日:月末
クレジットカードの支払い日:翌25日

不正利用商品購入日:1/1
クレジットカードの締日:1/31
クレジットカードの支払い日:2/25

不正利用から、支払い日までの日数は、56日あります。

この時点ですぐに気づけば良いですが、仮に口座残高を確認するのが遅れたり、口座残高以上の支払いがあり、引き落とされていなかった場合など、確認が遅れるケースを考えると、60日を超える可能性は十分にあります。

そうなってしまっては、保険もおりませんので、定期的な利用明細の確認は必ず必要になります。

また、カードが複数枚存在すると、これらの締日や支払い日が分散してしまうため、確認が非常に困難になります。

そういった点からも、クレジットカードの枚数は少なくしておくのが良いでしょう。


4.被害に遭わないための3つの方法


では、これらの詐欺被害に遭わないためにはどのようにすれば良いのでしょうか?


4-1.定期的な暗証番号の変更


面倒かもしれませんが、数十万円~数百万円の損害を出さないためにも、定期的にクレジットカードの暗証番号の変更を行いましょう。

この時の暗証番号は、誕生日など自分に関係のある番号や、覚えやすい番号にするのは避け、ランダムに作るのが理想的です。


4-2.大手サイトでのみ利用する


Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングといったモールでは、販売業者に対してもある程度厳しい審査が行われています。

また、情報漏洩に関しても非常に厳重に管理されていますから、こういったモールでのみ利用する方が良いでしょう。


4-3.常に明細を確認し、気になる点があればカード会社に問い合わせる


クレジットカードの明細を確認する点は、前述しましたが、不審な明細を見つけたら、すぐにクレジットカード会社に問い合わせましょう。

ある程度、どこからのアクセスであるのかなどの情報が確認できる場合もありますので、海外からのアクセスなどであれば、確実に不正利用になりますから、その時点で利用停止し、新しいカードを発行してもらうようにしましょう。


5.クレジットカードの詐欺被害まとめ


今回は、クレジットカードの利用に関する詐欺被害についてまとめてきました。

詐欺の手口は常に多様化しますし、その全てに対応するのは非常に困難です。

攻撃の手法によっては、避けられないようなものもあります。

しかし、基本的なセキュリティ対策をしつつ、常識の範囲内で利用していれば、盗難保険などもありますから、安全に利用することは可能でしょう。

もしも詐欺被害に遭ったかもしれないと思った場合には、まずはクレジットカード会社に連絡し、その後警察に通報しましょう。

対応が早ければ、支払う必要のないお金かもしれませんし、単に利用しているカードを新しいものと交換するだけで完了するケースもあります。

(監修:弁護士 豊川 祐行)



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