2010年頃に、大きな問題となった
「カニカニ詐欺」を覚えているでしょうか?注文していないカニを勝手に郵送で送りつけて代金を請求する押し付け商法です。
注文した覚えがない商品が家に届き、その代金を代引きで取られたり、後日請求されてしまう手口が代表的ですが、他にも様々な手口があり、送り付けられる商品も生鮮食品だけではなく、様々なものが使われています。
この記事は送り付け商法でよく使われる手口や、今までの被害の実例や自分が被害者にならないための対処法についてまとめたものです。
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送り付け商法とは?
注文してない商品が家に届き、代金を請求される商法で、商品を勝手に送りつけることから、送りつけ商法やネガティブオプション、押し付け商法とも言われます。
2010年頃に、カニなどの魚介類が家に届けられ、後から料金を請求されたり、受け取り時に代引きで商品の代金を支払ってしまうといった被害が発生しています。
初期の送り付け商法で魚介などの生鮮食品が多かったのは、受け取った後に発送先に問い合わせを行っても、生物だからキャンセルはできないと反論されたり、
通常の商品よりも開封率が高い生物を商品として使用したと言われています。
その後、送りつけ商法自体の相談件数は減少しているようですが、商品が多岐に渡るようになり、手口も複雑になっています。
送り付け商法の手口
商品を代引きで発送する
送りつけ商品の被害例で多いのは、
商品を代引きで発送して、相手が商品を受け取ったのと同時に代金を回収する手口です。
家族で住んでいる場合、自分が注文した覚えがなくても、妻や夫、子供が注文したのかもしれないと思ってしまい、本人の代わりに代引きの料金を支払ってしまう例が多いです。
発送される商品の価格も高価なものではなく、手持ちのお金で支払える程度の
数千円のものが使われることが多いことも送りつけ商法の特徴の一つです。
また、注文したかどうか判断できない高齢者に送りつけることによって、商品の代金代金引換で回収する手口も多発しています。
開封させてから後日代金を請求する
家族宛、自分宛に送られてきたものであるからということで、商品を開封してしまった場合、後日、発送業者から料金の請求があります。
商品の受け取りを拒否した場合は、発送後数日で発送元に配送会社からの連絡が入りますが、返品や受け取り拒否の連絡がない場合は、商品を開封している可能性が高いので、商品到着後数日経ってから、発送先に連絡を入れます。
発送先で商品を開封したり、消費してしまった場合は、後日振込先などを指定してお金を振り込ませます。
生物を送りつけて返品させない
魚介類や野菜などの生鮮食品を送りつけてきて、発送元に注文していないという問い合わせを行っても、
生物だから返品はできないと強弁してきます。
開封していなくても、受け取っただけで返品を拒否される例も多いです。
葬儀後の忙しい時期にに発送する
押し付け商法の狙いの一つは、送り主をチェックしないで商品の代金を支払わせることです。そこで狙われるのが、
葬儀後の忙しい時期に商品を送りつける手口。
葬儀の後は、親戚や知人の応対で忙しくなることが多くく、遠くの親族や知人からの郵送物も増えます。また、送られてきた商品を個人が頼んだかもしれないと勘違いすることもあります。
新聞のお悔やみ欄を確認すれば、葬儀の日程は把握することが可能なので、そのタイミングを見計らって商品を送りつける業者も増えています。
アンケートの賞品と勘違いさせる
電話でのアンケートで、商品を注文するように誘導したり、アンケート用紙などに、勘違いさせて商品のチェックをさせる手口です。
この手口では、アンケートに回答した方は、商品を注文したとは思っていないので、商品が届くと、アンケートの賞品や謝礼と思ってしまい開封してしまうので、開封後に商品代金を請求するケースが多くなっています。
送り付け商法の事例
今までに被害の報告があった送り付け商法の事例をいくつかあげて見ましょう。
カニカニ詐欺
最初はアンケート調査のように電話をかけて来ます。
電話の応対では「いつもご利用ありがとうございます」などという言葉を使い
電話口の相手に、家族の誰かが頻?に利用している業者なのかもしれないと勘違いさせるようなトークを行ってきます。
アンケートを答えていると
「カニは好き?」「カニを食べたい?」という質問をして、
「Yes」と答えると、何故か注文したことになっているといます。
後日、代引きでカニが届き、発送元に商品を注文していないと連絡をしても、
「電話での注文を承っている、商品は生物なので返品はできない」と強弁されます。
「おめでとうございます!抽選に当選しました」という電話がかかってくるケースもあります。
商品のカニを送るので、住所を教えて欲しいと言われます。
後日、電話で教えた住所のところにカニが届きます。抽選で当たったはずなのに代引きで届き、業者に連絡をすると
「抽選で当選したのは、購買することがでいる権利であって、無料で送るとは一言も言っていない!電話で住所を教えたのは、注文したのと同様のこと」と言われ返品にも応じてもらえません。
記念品を贈りつけて購入させる
被害件数は年々減少傾向にありましたが、2019年に急激に増加した被害例があります。それが、天皇陛下の即位や元号の変更に関わる商品を使っての手口です。
この商法のケースで多いのは、最初に電話や郵送物で、
「皇室の記念アルバムを購入しないか?」と勧誘されることです。
購入したい人は、電話で注文となるのですが、問題は、購入する意思のない人にも後日、商品が送られてくるということです。商品は代引きで送られて、被害者の多くが高齢者です。
最初の電話で、
相手が高齢者かどうか?認知的な問題はないか?などを確認して、騙せそうな相手に対して商品を発送するというのが特徴になっています。
皇室アルバムの他にも、新しい元号「令和」の記念コインなどの商品も送り付け商法で使われることが多いので注意が必要です。
送り付け商法の対処法
被害に遭わないための大切なポイントは3つです。
(商品を)受け取らない!
宅配業者から商品を受け取る時には、必ず発送元を確認します。
自分が頼んだ商品や、発送元の人が親族や知人である場合でなく、全く聞いたこともない名前であったならば、
商品は受け取らないことです。
もし、自分が注文したことを忘れていて、商品が返品されてしまったら申し訳ないということで、心当たりがなくてもサインして受け取ってしまう人もいますが、受け取り拒否をしたものは、返品する前に宅配業者から発送先に問い合わせを行いますので、もしも自分が頼んだ商品であれば、後日、発送元から連絡があるはずです。
(代金は)支払わない!
自分が頼んだ商品でなければ
代引きの料金は絶対に払ってはいけません。家族の誰かの支払いを立て替えるということも多いですが、支払いの前に、本人に確認してから料金を支払うようにしてください。
自分が頼んだ覚えがなかったり、注文した家族と連絡が取れないのであれば、一度宅配業者には持ち帰ってもらって、確認ができてから再配してもらうのが安心です。
業者の方には、二度足を踏ませて迷惑をかけることになりますが、代引きの場合、一度料金を支払ってしまうと、業者から直接お金を返金してもらうことができなくなり、宅配業者と依頼主の間での交渉になりますから、さらに面倒な事態になります。
(届いた商品は)使わない
代引きではなく、家族の誰かが注文したものだと思って受け取ってみたももの、誰も身に覚えがない商品だった場合、一番いい方法は宅配業者に連絡して返品してもらうことですが、受け取った後に荷物を返却するのは面倒な場合、商品は使用せずに放置しておくことです。
特定商取引法により、勝手に配達された商品が、中身を使用したり開封することなく
14日間経過した場合は返却の義務がなくなりますので、14日間は放置しておいて、その後処分することです。
しかし、相手もそのことは知っていますから、勝手に送ってくる商品は生物などが多くなります。魚介類や生物などは、中身が腐敗してしまうから14日間放置しておくことはできないでしょう。
それならば、発送元の業者に連絡をして、引き取りに来てもらうように請求します。
相手に連絡をして引き取りを請求したのであれば、保管期間も7日間に短縮されますので、生物などの場合は発送先に連絡を入れるようにした方がいいでしょう。
まとめ
宅配の荷物が届いた時、普段は発送先の名前をチェックしているものの、忙しかったり、よく注文する通販の業者と箱の形状や色が似ていたりするとうっかり受け取ることもあるでしょう。
まだ、受け取るだけなら使用しなければいいのですが、代引き配達などで料金を支払う時には絶対に、注文したものであるかどうかの確認はしなければなりません。
被害に遭っても代金を取り戻す方法はあります。
しかし、一度支払った代金を取り戻すには時間と手間が必要です。代金を支払わないことで余計な手間がかかるのを防げますから、「支払わない」「受け取らない」「使わない」の3つの基本を頭に入れておいてください。
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