2020年も要注意!2019年度から増えている凶悪なアポ電詐欺の実態を徹底解説!

2020年01月14日
詐欺・消費者問題
2020年も要注意!2019年度から増えている凶悪なアポ電詐欺の実態を徹底解説!
オレオレ詐欺を代表とする振り込め詐欺の手口は巧妙化していて、被害は後を絶ちません。自分は騙されることはないと豪語している人も被害に巻き込まれる恐れは多いにあります。このような振り込め詐欺の被害者は高齢者が多いのですが、近頃は若者にも詐欺が横行しているので注意が必要です。

ニュースなどで「アポ電詐欺」という言葉を見かけたことがある人もいると思います。2019年から急増し、まだまだ浸透していないかもしれませんが、気をつけなければいけない恐ろしい詐欺です。この記事では、凶悪化したアポ電詐欺の手口の事例を踏まえて解説して、その被害を未然に防止するための方法を詳しく解説していきます。

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アポ電詐欺とは


アポ電詐欺とは、振り込め詐欺を凶悪化したものと捉えてください。ビジネスでも「アポ電」という言葉を使用する機会がありますが、面会などの約束を電話で取ることを言います。

アポイントを取る約束を交わす目的で電話がかかってくるのですが、電話の会話の中で、家族構成や資産状況を聞き出して、詐欺のターゲットとして適しているかどうかが判断されています。

 

アポ電詐欺の手口


振り込め詐欺を凶悪化したアポ電詐欺が増えているため注意が必要ですが、まずは手口について理解を深めましょう。

 

固定電話に電話をかける


アポ電詐欺の9割が固定電話に電話をかけてきます。固定電話に電話をかける理由は、ナンバーディスプレーがついていない固定電話が多いため、息子や孫を装い電話をかけやすいというメリットがあるからです。

また、昼間の時間帯には自宅には誰がいるのかなどを把握するために固定電話へかけてきます。

 

高齢者をターゲットにしている


アポ電詐欺は高齢者がターゲットとなっています。

とくに地方で暮らしている高齢者の中には、子供や孫が都会に出て働きにいき、なかなか会うことができずに寂しい思いをしている方が多いです。

そのような高齢者の心理を悪用して振り込み詐欺(アポ電詐欺)は行われます。

 

多額の資産がある自宅を狙う


アポ電詐欺は、従来の振り込め詐欺のように、指定の銀行口座にお金を振り込んでもらう方法もあれば、アポイント日に自宅に訪問して強盗に入ることもあります。強盗を起こすということは極めてリスクがあることと言えるでしょう。

そのため、多額の資産がある自宅を中心に狙います。その世帯の資産状況は、アポイントの電話の際に巧妙に聞き出して、ターゲットにするかどうか判断されているのです。

 

複数犯で犯行を起こす


アポ電詐欺は、自宅に多額の現金がある高齢者が暮らしている家の住所が特定できたら、強盗に入ります。この強盗は複数犯で犯行が行われるため、極めて危険です。

 

 

アポ電詐欺への5つの対策


アポ電詐欺の被害は増えていますが、次の5つの対策を取ることで被害を最小限に抑えられます。

 

1.知らない番号からの電話は受けない


知らない電話番号からの着信は出ないようにしましょう。1度電話に出てしまうと、詐欺師の巧妙な話術を断りきることはできません。電話に取ると詐欺の被害に巻き込まれてしまう可能性が極めて高くなります。

そのため、ナンバーディスプレイが付いている固定電話なら、知らない番号からの着信は安易に取らないでください。

 

2.家族同士で合言葉を決めておく


アポ電詐欺は、家族を装い電話をかけてくることもあります。日頃、話をしていない子供や孫の声は本人かどうかを確かめることが難しいでしょう。

そのため、振り込め詐欺対策として、家族同士で合言葉を決めておきましょう。合言葉を言い合うことで、本人かどうかの識別ができて安心できます。

 

3.お金の話題が出たら電話を切る


電話を受けて、お金の話題が振られた場合は電話を切りましょう。家族を名乗る人からの電話でお金の話題を振られると「家族が困っているなら助けたい」と思うかもしれませんが、まずは1度電話を切りましょう。

そして、いつも家族と連絡を取っている電話に折り返し電話をかけてください。また、もし可能であれば、家族とお金の話をする際は、対面で行うように心がけてみてください。

 

4.カメラ付きインターホンを設置する


アポ電詐欺は、実際にアポイントを取って犯人が自宅まで訪問してきて、極めて危険な詐欺です。そのため、カメラ付きのインターホンに買い替えましょう。

カメラが付いていないインターホンだと、相手を確認することができずに、そのままドアを開けてしまうことになります。

できるなら、知らない相手の訪問は出ないように対策を打つことが大切です。そのため、訪問してきた相手が分かるようにカメラ付きインターホンを設置するようにしてください。

 

5.騙された親を怒らない


アポ電詐欺のターゲットは、高齢者です。詐欺被害に巻き込まれてしまった両親を怒る人もいると思いますが、お金を騙し取られてしまったことを嘆いているのは、本人自身であることは間違いありません。

また、アポ電詐欺は強盗に入られるため、身の危険も生じます。だから、両親の身に危険がなかったということに安堵して、今後、二度と同じような被害に遭わないように家族で対策を打ちましょう。

家族が喧嘩をして不仲になるほど犯人の思うツボで、再度犯行が起こされる危険性が出てきます。アポ電詐欺は、家族と疎遠になっている高齢者がターゲットとなっているのです。

 

 

アポ電詐欺を防止するおすすめグッズ


近頃は、アポ電詐欺を防止するためのグッズが販売されています。ご両親を守るために詐欺対策をしたいと考えている方は設置を検討してみてください。

 

防犯電話


アポ電詐欺や振り込め詐欺に有効な防犯電話が、各種メーカーから発売されています。この防犯電話の特徴は、難しい設定が不要で詐欺防止電話として使用することができるということです。高齢者の方は、機械の設定が苦手な方も多いため、電話機の電源を入れれば、すぐに使えるという点は安心ですね。

防犯電話の中には、電話を受ける前に「このメッセージは防犯対策のために録音してます」とアナウンスを流すものや、電話帳に登録している電話番号からの着信かどうかを一目で分かる機能など、さまざまな防犯機能が付いています。

 

玄関防犯グッズ


アポ電詐欺は、強盗の被害に遭う恐れがあるため、玄関対策グッズも設置しておくと安心です。

補助錠


犯罪者を家の中に侵入させないことが一番大切です。補助錠とは、メインの鍵とは別に付ける鍵のことを言います。防犯性の高い鍵を開錠したり、壊したりする時間が長ければ長いほど犯罪防止抑制効果があります。

 

センサーライト


センサーライトは人の動きを感知した時にだけ、ライトが点灯します。犯罪者は灯りを嫌いますので、センサーライトは有効です。

近頃は防犯カメラが付いているものも販売されているため、防犯を強化したい方はカメラ付きのものを検討してみてください。

 

カードプレート


ドアに隙間があると、バールなどで破壊されることがあります。ドアはこじり開けを防止するために、カードプレートを設置しましょう。

 

窓防犯グッズ


窓の防犯のポイントは2つあります。

 

窓用フィルム


窓に防犯フィルムを貼ると固いもので叩き割っても割れにくいです。そのため、侵入を防止したい窓に貼ってください。

 

窓用防犯アラーム


窓から侵入しようとすると振動を感知してアラームを鳴らす装置があります。防犯フィルムと併せて設置をすると防犯対策が強化できるため、必ず導入してください。

 

死角対策グッズ


自宅の資格となる場所にも防犯対策を施しましょう。

 

防犯砂利


防犯砂利を敷いておくと、歩く際に大きな音が鳴るため侵入に気づきやすくなります。犯罪者は、音と光を嫌うため防犯対策の1つとして防犯砂利を敷いておきましょう。

 

センサーライト


センサーライトは人の動きを感知した時にだけ、ライトが点灯します。犯罪者は灯りを嫌いますので、センサーライトは有効です。

近頃は防犯カメラが付いているものも販売されているため、防犯を強化したい方はカメラ付きのものを検討してみてください。


まとめ


アポ電詐欺は、振り込め詐欺が凶悪化した危険な詐欺です。従来の詐欺は、班員が指定する銀行口座にお金を振り込むことが主流でしたが、アポ電詐欺は自宅まで犯人がやってきます。

そして、自宅にある現金を奪われるだけではなくて、身の危険にもつながる恐れがあるのです。このようなアポ電詐欺の事件は、高齢者がターゲットとなっています。そのため、ご両親を守るために家族一丸となって、アポ電詐欺の対策を取ってください。

近頃は、さまざまな防犯対策グッズが販売されています。詐欺の被害に遭う前に、このような防犯対策グッズの導入を検討することが大切です。防犯グッズを購入するための補助金制度がある自治体もあるため、お住まいの自治体の情報もチェックしてみてくださいね。

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