TwitterなどのSNSで若者を中心に注目が集まっているサービスがあります。それは、
退職代行サービスです。
退職代行サービスは、退職希望者が業者に電話をかけて代行費用を支払うことによってストレスなく会社を退職ができるとして話題を集めています。この退職代行サービスは若者を中心に利用されています。
「想像していた仕事よりも大変だった…」
「職場の人間関係に悩んでいるので、顔を合わせて、退職したいなんて言えない…」
「入社したばかりなので、退職したいなんて言えない…」
このような悩みを抱えている方が、退職代行サービスを利用しています。
退職代行サービスとは、実際にはどのようなサービスなのでしょうか?ここでは、退職代行サービスの特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
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利用者が増えている退職代行サービスとは
名前の通りで退職手続きを代理で行ってもらえるサービスです。サービスの一連の流れは次の通りとなります。
【退職代行サービスの流れ】
1.退職代行サービス業者に退職したい旨を説明する
2.サービス利用料を支払う(平均的な相場は、1回5万円)
3.業者が、退職者の代理で退職したい旨を会社側に伝える
退職希望者は業者に連絡をかけて、退職したい旨を説明して、代行費用を支払うだけで会社を退職できるというサービスです。しかし、注意しておきたいことは、
必ずしも円満に退職ができるわけではないということです。
必ずしも会社側と円満に退職できるわけではない
会社側から訴えられてしまう恐れもあるでしょう。実際に、退職代行サービスのホームページでは
「会社側から訴えられる恐れもあるが、訴訟を起こすリスクを考えると、訴えてくる会社は少ない」と記載されています。
便利なサービスでは、このようなリスクがあることを把握しておかなければいけません。
次の就職先も紹介してくれる
退職代行サービスの業者によっても異なりますが、人材紹介会社と提携している業者もいます。このような業者を利用すれば、次の就業先も紹介してもらえるので
「次の就業先が見つかるか不安」「精神的に追い込まれていて、自分1人では次の仕事を見つけることができなさそう」と悩みを抱えている方はサービスを利用すると良いでしょう。
退職代行サービスを利用する若者が急増
退職代行サービスの利用者が増えていて、その多くが新入社員です。せっかく、就職活動で内定をもらえた企業なのに、なぜ退職代行サービスを利用して退職をしてしまうのでしょうか?その理由は、以下のようなことが挙げられます。
【退職代行サービスを利用する理由】
・想像していた仕事よりも大変だった
・希望の部署に配属されなかった
・GW期間中に今後の人生について考えた
・残業が多すぎて心と体を壊してしまった
・パワハラやセクハラの被害に遭っていて、周囲の人には言えない
退職代行サービスを利用するメリット
退職代行サービスを利用すると次のようなメリットが得られます。
悩む時間が減る
お世話になった会社に対し、退職したいと伝えることは、なかなか勇気が必要です。また、面倒を見てくれた上司を説得しなければいけません。
職場の労働環境や人間関係に悩んでいた場合は、退職の意思を伝えるまで悩んでしまい、貴重な時間を悩んで過ごしてしまいます。
しかし、退職代行サービスを利用すれば、
代行で退職手続きを済ませてもらえるため、負担が少なくなります。そのため、悩む時間が減り、将来のことを考える大切な時間が増えるでしょう。
精神的なゆとり
会社を退職したいと上司に伝えることは勇気がいるものです。入社をしたばかりで退職したいと伝えることは、なかなかハードルが高いものです。
しかし、退職代行サービスを利用すれば、
会社に出向く必要もなく退職できます。そのため、精神的な負担がかかることはありません。
次の就業先も紹介してもらえる
業者にもよりますが、中には
人材紹介会社と提携している業者もあります。次の就業先も紹介してもらえるのです。退職後の暮らしに不安を感じてしまう人も多くいると思いますが、次の就業先も紹介してもらえると安心できます。
退職代行サービスを利用するデメリット
退職手続きを代行してくれるサービスのため、負担が少なくて済みます。
また、次の就業先も紹介してもらえるため将来も安心できるというメリットもありますが、利用するデメリットもあります。ここでは、退職代行サービスを利用するデメリットについて紹介します。
ストレス耐性がなくなる
退職代行サービスは、代理で退職手続きを行ってくれるだけではなく、提携している人材紹介会社によって、次の就業先も紹介してくれます。
仕事を替えたいと思っている人には、とても好都合なサービスです。しかし、好都合なサービスを利用し続けることによって、
ストレス耐性がなくなる危険性もあります。たとえば、仕事の人間関係で悩んだり、業務上で失敗をしたりした際に簡単に仕事を辞めてしまい、次の就業先を紹介してもらうということを繰り返してしまう人も出てきてしまうでしょう。
気が付けば、
何度も転職をしてしまっていて、周囲から簡単に会社を辞めてしまう人と思われてしまうという可能性もゼロではありません。
お世話になった会社からの印象が悪くなる
退職サービスを利用されて退職手続きを済ませたいと言われた会社側は良い印象は持たないでしょう。せっかく、採用して育成をしてきたにも関わらず、
お世話になった御礼を一言も伝えずに退職するような従業員に良い印象を持つ企業はありません。
会社を退職しても、いつどこで再び出会うか分かりません。そのため、できる限り、良い印象を相手には与えたいものです。しかし、退職代行サービスを利用すると、お世話になった会社からの印象が悪くなってしまいます。
退職代行しか依頼できない
弁護士または弁護士法人でないものは、報酬を得る目的で、法律事務を行なうことはできません(弁護士法72条)。
会社に未払給料があったり、自己都合退職でも退職金が出る規定があるのに払ってもらえないなどの問題があっても、これらを退職代行業者が代理して行なうことはできません。
そのため、自分で対応するか、新しく弁護士を探さなければなりません。
まとめ
会社側に退職したい意向を電話で伝える業務は弁護士法に該当しませんが、
会社側との交渉や退職手続きに必要な書類作成業務などは弁護士法に該当するため、専門家以外の方が行うと違法行為になります。
また、会社側から訴えられる可能性はゼロではありません。会社側が退職希望者に対して訴訟を起こすのは、金銭的にも時間的にも大きな負担になるので、訴えられる可能性は少ないと説明が記載されています。
そのため、必ずしも会社と円満な形で退職ができるわけではないということを把握しておきましょう。
退職代行サービスを利用した退職方法に対する意見は賛否両論です。これらを踏まえて、会社を退職したいと考えている方は、退職代行サービスを利用するかどうかを検討してみて下さい。
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