被災地を狙う詐欺の手口とは?何故被災地は狙われるのか?

2019年10月22日
詐欺・消費者問題
被災地を狙う詐欺の手口とは?何故被災地は狙われるのか?
先日の千葉県の台風被害は記憶に新しいですが、過去の東日本大震災や、西日本豪雨などの被災地など、大きな災害が起きると必ず被災地では詐欺事件が起こっています。


被災地で起こった詐欺手口を見ると、共通している点も多く、手口を知ることにより詐欺の被害者になってしまうのを未然に防ぐことも可能でしょう。


どのように被害者は騙されてしまうのか?詐欺被害を未然に防ぐために気を付けることは何か?などについてまとめた記事になります。

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1.被災地が詐欺師に狙われる理由


普段は詐欺の被害に遭わないような方でも、被災地詐欺に騙されてしまう例があります。

何故、被災地が詐欺師に狙われてしまうのか?その理由について説明します。


1-1.修復を急ぐ被災者の気持ちを利用


家屋が被災した場合、全壊してしまったのであれば、その後住むことができなくなってしまいます。

そういった場合、解体して新しい家を建てるとか、賃貸住宅に移るといった手段を取りますが、一部損傷や半壊状態などで、その後も損傷した家に住み続ける場合は、一刻も早い修復が必要です。


2019年の千葉県の台風被害では、強風により屋根が損傷した家が多く、そのままでは雨を防ぐことができなくなるため、多くの方がブルーシートで応急処置をしていました。

しかし、被災家屋が多いため復旧作業の人手が足りず、応急処置もできないまま我慢を強いられる状態でした。

一刻も早く修復しなければ、損傷の度合いがさらに大きくなると焦る気持ちを利用して、業者の名前を騙った詐欺グループ悪徳業者が押しかけ、修理の詐欺を行ったり、修理金額だけ騙し取るという被害が出ています。

普段ならば見積もりを取ったりして価格を比較して検討する人でも、今依頼しないと次はいつ修理してもらえるかわからないという気持ちが出てしまい、法外な料金を請求されたり、作業する前にお金を払ってしまい騙し取られてしまいます。


1-2.被災を受けて混乱した心理状態を利用


特殊詐欺の被害は年々減少していると統計では出ていますが、それは普段の自治体や警察、報道などの特殊詐欺への注意喚起が功を奏しているからです。


多くの人がオレオレ詐欺などの手口を知るようになってきているので、以前のように簡単に電話で詐欺の被害に遭うことは少なくなっていますし、ATMを使った大金の振り込みなどは金融機関の職員がチェックしているので未然に防ぐことも多くなっています。

しかし、被災してしまって混乱した状態の時は、普段のように冷静な考えができずに、特殊詐欺にかかる人が多いのです。


「被災してしまい生活費が無くなったから、お金を振り込んで欲しい」

「家に住めなくなったので、帰りたいけれども交通費がないから振り込んで欲しい」

普段は気を付けていても、混乱した状態で電話を受けてしまい、電話口の話を信じて騙されてしまうという例が多いです。


1-3.情報伝達の遅さ


周りでどんな詐欺事件が起きているかニュースの報道を見るだけでも、注意深くなるため同じような詐欺の手口に騙されてしまう方は少なくなります。

しかし、被災地の場合、どのような詐欺被害が出ているのか現状把握に時間がかかることがあり、詐欺事件が周知される前に、詐欺師が次から次へと騙しまくるという現状があります。


また、携帯電話を持っていない高齢の方などは、停電などで自宅の固定電話が使えなくなった時に、被害に遭っても通報が遅れてしまったり、怪しいと思っても親族などに相談ができないという場合があり、詐欺被害拡大してしまうという問題もあります。


1-4.人の善意を悪用する詐欺


被災地では多くのボランティアの人が修復作業を手伝っています。

ボランティアに行けないけれども経済的な支援で、何とか被災した方の役に立ちたいと思う方も多いです。


しかし、そんな人々の善意を利用してお金を騙し取るのも被災地詐欺の特徴です。


2.被災地で発生した詐欺の手口


被災地詐欺の手口について説明します。


2-1.押しかけ修理詐欺


損傷した家をチェックして、偽の修理業者悪質な修理業者が修繕の話を持ちかけてきます。

市役所などの自治体からの依頼を受けたと嘘をついて訪問してくる場合もあり、自治体の名前を出されて業者を信じてしまう人も多いです。


特徴は、最初に修理費がいくらかかるか見積りを出さないこと、そのため災害で損傷した部分だけの修理だけではなく、他の部分のリフォームも行い高額な料金を請求します。

他にも、千葉の台風被害でも見られたように、屋根にレジャー用のブルーシートを被せた簡易作業だけで法外な料金を請求したり、作業前に前払いで料金を受け取ったらそのまま逃げるといった手口も見られます。


2-2.通帳やカードを騙し取る


自治体や公共団体、金融機関の名前を出して訪問し、被災を受けたためシステムが故障し現在使用している通帳やカードが使えなくなったので、新しい通帳に切り替えなければ使えなくなると言って、使っているカードを回収します。

当然、カードが使えなくなると言うのはで、カードを騙し取るのと同時に暗証番号も聞きだし、口座の残金が引き落とされてしまいます。


2-3.義援金詐欺


被災地へ送る義援金を集めているという名目で、駅前や人通りの多い場所に立ち募金を集めますが、集めたお金は被災地に送ることなく募金を騙し取ってしまう詐欺です。


最近ではインターネットを利用して、被災地救済の偽サイトを作り、口座へ振り込ませる手口も増えています。

街頭で義援金募集をするだけでなく、被災地のそれほど被害が大きくない家を訪問して、他の被害者を援助するために、家にある不要な貴金属を出して欲しいと言ってくる押しかけの義援金詐欺も増えています。


2-4.詐欺商品の販売


詐欺商品の販売が多かったのは、東日本大震災の時です。

放射能汚染のニュースが連日報道される中、スプレーするだけで放射能を除去できるといった詐欺商品が販売されたり、放射能の濃度を測定するガイガーカウンターの偽物や粗悪品を購入して被害に遭った人が続出しました。


3.詐欺被害に遭わないために気を付けるポイント


詐欺の被害に遭わないためにはどこに気を付ければいいでしょうか?


3-1.公共団体の職員を名乗ってもすぐに信用しない


自治体や公共団体の名前を騙って訪問する詐欺師が多いですが、実際に自治体や公共団体、金融機関の職員が直接自宅を訪問しても、金品や通帳類を預かったり、カードの暗証番号などを聞くことはありません。

名刺などを偽造して渡されることも多いので、これを防ぐ方法は、一度名刺に書いてある部署に電話をして、実際の職員かどうか確認することで詐欺を防ぐことができます。

名刺に書いてある電話番号は、偽物である場合が多いので、確認する時はサイトや電話帳などで電話番号を調べて直接部署に電話をしなければなりません。


3-2.行動を起こす前に周りに相談する


普段は冷静な方でも、被災した時は慌ててしまい冷静な判断ができないことも多いです。

そんな時に自分だけの判断で行動してしまうと、詐欺師の罠にかかってしまう可能性が高くなってしまうので、親族や周りの方に一度相談してみてから修理を依頼するなどの行動を起こした方がいいです。

電話が使えなくなったりして、親族と連絡が取りづらい状況も考えられますので、普段から周りの方とのコミュニケーションを取るようにして、困った時に相談できる状況を作っていくのも防衛手段として重要なことです。


3-3.義援金を集める団体をチェックする


街頭で義援金を集めている時に、どこの団体なのか名前を名乗っていない場合がありますが、基本的に団体名を名乗っていないところは怪しいと思っていいと思います。

団体名を名乗っていても、実体のない団体だったり、有名な団体名と似ている名前を使っている場合があるので、募金する時には、まともに運営している団体かどうかチェックしてから募金した方がいいです。


偽の義援金募集活動にお金を寄付することは、自分がをするのはもちろんのこと、せっかく寄付したお金が被災地に届かないという状態になりますので気を付けてください。


3-4.作業前に必ず見積もりを受け取る


早く修繕をしてもらいたいと言う気持ちで焦ってしまうのはわかりますが、どんなに急いでいても作業させる前に必ず見積もりを取るようにしてください。

見積もり金額に納得して作業させる場合は、見積もり以上に費用がかかるようなら、その時点で伝えてもらうように話して、勝手に他の作業をして料金を釣り上げることを防ぎましょう。


3-5.作業前にお金を支払わない


前払いじゃなければ、作業はできないと言う業者もいますが、リスクを考えたら、前払いの業者には依頼しない方がいいと思います。

「今、料金を支払わなければ順番が後になるので、工事がいつになるかわからない」

などと言って、煽ってくる業者も多いですが、お金を支払って逃げられてしまうリスクを考えたら絶対に前払いには応じない方が良いです。


4.詐欺被害に遭った時にはどうすればいいか?


被災地で詐欺が発生することを想定して、各自治体では相談窓口の電話を用意していることが多いです。

もしも詐欺に遭ったり、怪しいと思ったら一度電話してみるのがいいでしょう。

警察への通報も110番ではなく「#9110」にダイヤルすれば、管轄の警察署の相談窓口に繋がるので、緊急性がない場合はここに電話をして、被害の状況を伝えてください。


5.まとめ


被災地詐欺は人の弱みに付け込んでお金を騙し取る卑劣な行為ですが、大きな災害が起きると残念ながら何度も同じような詐欺が繰り返されるのが現実です。

詐欺の手口は似たようなものが多いので、今までの詐欺から手口を学び、騙されることのないように頭に入れておいてください。

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