エステでのトラブル事例から身を守る対処法を詳しく解説!

2019年10月17日
詐欺・消費者問題
エステでのトラブル事例から身を守る対処法を詳しく解説!
”いつまでも美しくありたい!”

それは全ての女性の願いですよね。

自分の美しさを保つため、さらに美しくなるためならば高額な料金を支払ってもいい!

そんな思いでエステに通う女性も多いでしょう。

しかし、エステには興味があるけれどもトラブル事例が多いという噂を聞いて、なかなか足が向かないという方も多いと思います。

エステでよくあるトラブルの事例は、契約や料金に関するトラブルと施術に関してのトラブルの2種類がありますが、特に多いのが契約に関するトラブルです。

「強引な勧誘で、高額なローンを組まされてしまった」

「施術をしても効果が出なかったので解約を申し込んだけど返金してもらえなかった」

このようなトラブルに巻き込まれないためには、どのように自分の身を守ればいいのか?

よくあるトラブルの事例をあげながら、トラブル対策についてまとめた記事になります。

また、エステに関する詐欺につきましては、こちらのコラムで取り上げておりますので、参考にしてみて下さい。

⇒エステ詐欺の特徴と手口を徹底解説!法的解決方法で返金請求手続き!



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1.エステでよくあるトラブル事例


契約手続きや施術に関するものなどエステとの間でおこるトラブル事例について紹介します。


1-1.強引に契約させられた


一番多いのが契約に関するトラブルで、自分は契約する意思がなかったのに、エステ店の強引さに押されてしまい、長期の契約をしてしまったというケースです。

長期間の契約になるので、支払う金額も高額になり、現金で支払う方はほとんどいないので、持参しているクレジットカードで料金を支払ったり、エステ側が用意したローン契約を結んでしまうという事例が多いです。

最初は無料体験ということで、気軽に訪れた女性に対して複数のスタッフが契約を迫り、契約するまで店から出られないという、悪質な業者へのクレームも多発しています。


1-2.大量に美容関連商品を売りつけられた


会員契約と同様に無料体験チケットで勧誘されて店舗に行った時に、高額な美容関連商品をカードやローン契約で購入させられてしまったというケースです。

最初に会員の契約をしてから、施術の度にしつこく商品を薦められて、その後商品も購入してしまったという方が多く、施術に加えて商品のお金も払っているので、金額もかなり高額な被害になっています。


1-3.無料体験と説明されたのにお金を取られてしまった


インターネットのアンケートに答えて送られてきた無料体験チケットや、街中で配られているチケットを持って無料だと思って施術を受けたら、無料なのは基本料金だけで、基本料金を超えた部分はお金を払うことになっており、結局お金を支払うことになってしまったというケースです。

このケースでは、無料チケットと大きく書いてある裏やその下小さい文字で、

「基本料金については無料になります」

と書かれていることが多く、施術を行っているエステティシャンに勧められたオプションについても無料だと思い込んでしまい、薦められるがままにオプションも追加してしまって、施術が終わった後に料金を請求されるという悪質なパターンが多いです。


1-4.エステに通っても効果が全くでなかった


施術の方法などにもよりますが、エステの施術はすぐに効果が出るものではないものが多く、長期の契約をして何度か通ってみたけれども、全く自分には効果がないようなので、その後の契約を停止したいと店側に申請しても、中途解約はできないと断られてしまったというクレームも多いです。


1-5.エステに通ったら肌のトラブルが出た


美しくなるためにエステに通ったのに、通っているうちに今までは出なかったニキビや吹き出物が顔や体に出たというトラブルです。

特に目立つ箇所であるフェイシャルエステでのケースが特に多いです。エステで使用する薬品、美容液などが自分の肌に合わないということが原因になっているようです。


1-6.皮膚を傷つけられた、火傷をしてしまった


脱毛の施術や、痩身のエステで、電気器具を使って施術を行う時に、温度の調節を間違えたり、肌の弱い人が電気器具の熱に耐えられずに火傷をしたり、皮膚が傷つけられたりするというトラブルも起きています。


1-7.契約していたエステ店が倒産してしまった・・


エステの施術は、単発ではなく長期間の契約という特性があるため、契約期間が残っていながら店が倒産してしまったということも珍しくありません。

相手側が倒産してしまった場合は、返金請求をしても契約で支払ったお金は戻ってこない可能性が高いですが、経営が破綻している状態でありながら、長期の契約を結ばされたという場合は詐欺の可能性もあります。


2.エステでトラブルに巻き込まれないための対応方法は?


自分でトラブルに巻き込まれないためにはどのような対応を行うべきなのか、また、トラブルに遭ってしまった時の対応方法について説明します。


2-1.エステ店との契約や美容品の購入のトラブルの対応


・最初に訪問する前に店の情報をよくチェックする
強引に契約をさせられてしまったというトラブルでは、最初に無料チケットで体験してもらうという勧誘方法が取られています。

街角でアンケートモニターと称して、チケットを配る方法や、インターネットのアンケートの謝礼としてのチケットプレゼント、InstagramやミクシィなどのSNSを通じて勧誘してくる方法もあります。

無料体験チケットが全て危険というわけではありませんが、これから訪問する店がどんな店なのか全く情報を持たずに行くのはリスクが高いです。

訪問する前にネットで無料体験に訪れるエステサロンの料金形態や、契約について調べたり、その店の口コミではどのようなことを言われているかなどの情報を仕入れることが必要です。

強引な手口で契約させるような店ならば、今までに被害に遭った人がいる可能性が高いので口コミなどで店の評判を調べるのは自己防衛の手段になります。

・強引に契約させられたらすぐに解約の手続きをする
どんなに相手から契約や購入を薦められても、断固とした態度で断ることが一番ですが、一人に対して複数のスタッフが契約を迫ったり、契約をしなければ店から帰してもらえないような雰囲気であれば、なかなか断るのも難しいかもしれません。

もしも、自分では契約の意思がないのに契約させられてしまった時は、すぐに契約の解除の手続きを取るべきです。

契約の料金は高額になるので、クレジットカードローンの契約を結んで料金を支払った人が多いですが、8日以内にクーリングオフの申請をすることで、ローンの契約は無効になりますし、カードでの支払いならば、カード会社からの請求を止めることができます。

・契約期間の途中でも解約は可能
クーリングオフの期間が過ぎてしまった後や、何回か通っても効果が出ないので解約したい時も、途中での解約はできます。

エステは特定継続的役務に指定されていますので、書面で解約の旨を伝えることで契約は解除することができ、施術されていない分のお金は返ってきます。

相手方からの損害賠償額も法律により上限額が定められています(特定商取引法49条)。


一度契約をしてしまったら、解約やお金を返すことはできないと主張する悪質な店も存在しますが、店側とトラブルになってしまい、自分では解決するのが難しいと感じたら、弁護士など法律専門家に相談に行くことをおすすめします。

業者との間でトラブルになっていたり、こちらから連絡をしても応答がないという状態の交渉はもちろんこと、交渉でらちが明かない場合に訴訟をすることになったときでも引き続き弁護士にお願いすることができます(ただし弁護士との契約内容によるので交渉から訴訟まで必ず引き受けてくれるとは限りません)。

中途解約には、キャンセル料金がかかりますが、前述のとおり、法律上の上限がありますので、上限を超える返金分があれば戻ってきます。

購入した美容関連の商品についても同様ですが、既に使用してしまった商品については返品することはできませんので、その分の代金は支払わなければいけません。

エステの返金に関する内容はこちらのコラムでも紹介しておりますので、参考にして頂けたらと思います。

⇒エステの中途解約(返金)手続きで必ず知っておきたいことについて

2-2.肌のトラブルや火傷などの対応方法


・薬品を使う前にテストを行ってもらう
エステで使用している薬品が自分の肌に合わない場合は、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの原因になってしまいます。

施術の時に使う薬品については、自分に合うものかどうなのか施術する前にパッチテストを行ってもらうことで、その後の肌トラブルは防ぐことができるでしょう。

また、使用している薬品の成分表などを見せてもらい、ネットなどで自分で調べてみるという方法を取るのが安全です。

・火傷や傷を負ってしまった時
施術の途中で火傷に気づく場合だけではなく、家に帰ってから火傷があったり、傷がついていることに気づくということも少なくはありません。

もしも体に異変があった場合は、すぐに皮膚科などの医者に行き、診断書を書いてもらうことをおすすめします。

時間が経過してしまうと施術とケガとの因果関係が否定されてしまう可能性があります。

その後、エステ店側との話し合いによって、治療費などについては決まりますが、診断書を証拠として提出することによって有利に話し合いを進めることができます。

温度の調節などは人為的なミスであることが多いため、火傷や痣のトラブルというものは意外に多いものです。


3.まとめ


自分に合ったエステ店を探すために、無料体験のコースで試せるというのは、店側にも大きな宣伝になりますし、利用する側にとっても大きなメリットになります。

しかし、無料体験を餌にして大勢のお客さんを集めて強引に契約を結ばせるという手口の悪質エステ業者へのクレームが年々増加していることも確かです。

トラブルを避けるために一番気を付けなくてはいけないのは、あらかじめ調べておくことと、トラブルに巻き込まれた時の対応方法を知っておくことです。

キャッチセールスなどで、無料体験コースの案内を受けて、街中から直接エステ店へ連れて行かれる場合は、店の情報などを調べることができないので、店で契約を迫られた時に断る自信がない人は一度店の評判を調べてから行ってみるようにするなど、ワンクッションおいてからの行動をおすすめします。

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