ハラスメントが問題視されていています。
近頃はSNSの登場などによって「ソーシャルハラスメント」という新たなものも登場してきていて、該当するものは52種類にものぼるのです。
トラブルを未然に防止するためにも、どのような行為がハラスメントに該当するのかをチェックしておきましょう。
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パワハラ派生型ハラスメントの種類
地位や人間関係の優位性を利用して、業務上必要かつ相当な犯意を超えた言動により、就業環境を害する(精神的・身体的苦痛を与える行為)ことをいいます。
職場では、上司が部下に対してパワハラを行う際に使われることが多いですが、先輩後輩間でも行われることもあります。
業務上の必要な指示や指導に不満を感じる場合でも、それが、業務上の適正な範囲で行われている場合は、パワハラに該当しません。
しかし、職場でパワハラ問題を起こさないためにも、何が適正な業務範囲なのかを明確にした表示した方が良いとされています。
この度、事業主に対し雇用管理上必要な措置を講じることを義務づける、いわゆる
パワハラ規制法が成立し、2020年4月から施行されます。
1.アカデミックハラスメント(アカハラ)
大学職員が立場を利用して学生に嫌がらせをする行為。
講義に必要な機材の仕様を認めない、レポートの受け取りを拒否して意図的に卒業させない等が挙げられます。
2.アルコールハラスメント(アルハラ)
権力を利用してお酒を強要する行為です。
飲み会などで一気飲みを強要されるというケースは良くある話です。
アルハラも度を越えてしまうと急性アルコール中毒につながるので注意が必要です。
軽い気持ちが人の死を招き、民事上の責任のみならず、刑事上(保護責任者遺棄致死罪、意図的でなければ過失致死罪)に問われますし、
周りで見ていた人も共犯や傷害現場助勢罪に問われる可能性があります。
3.エアーハラスメント(エアハラ)
権力ある立場の人が、自分の好きな部屋の温度設定をする行為。
個人の都合で部屋の温度を変更する行為はエアハラに該当するので、推奨されている室温を守るようにしましょう。
4.エイジハラスメント(エイハラ)
年齢を差別して嫌がらせする行為。
「もう良い年齢なんだから」「今の若者は」という発言がエイハラに該当します。
ある程度の年齢を過ぎても出世することができなかったり、結婚できなかったりして、年齢で判断するような言動をすることもエイハラに該当します。
5.エレクトロニックハラスメント(エレハラ)
電波や電磁波などで耳鳴りや頭痛を引き起こす行為。
しかし、エレハラであることは証明しづらく、専門家の中では統合失調症が原因で耳鳴りや頭痛を起こしていると判断される場合もあるそうです。
6.エンジョイハラスメント(エンハラ)
仕事が好きではない相手に対して、前向きに楽しく業務に当たろうと促す行為。
7.お菓子ハラスメント(オカハラ)
職場にいる特定の人だけにお菓子を配布して、一部の人を仲間外れにする行為。
8.カスタマーハラスメント(カスハラ)
お客様という上の立場であることを利用して、店員に無理難題なことを要求する行為。
9.カラオケハラスメント(カラハラ)
歌を歌うことが嫌いな人に対して、接待時に無理やり歌わせる行為。
10.キャンパスハラスメント(キャンハラ)
学校内で起きるトラブルの総称。
11.就活終われハラスメント(オワハラ)
就職の面接官が、学生に対して自分の会社に入社を促す行為。
他社への応募を禁じたり、内定辞退を促す行為も含まれます。
12.時短ハラスメント(ジタハラ)
仕事が残っていて残業をしている従業員に対して、仕事を切り上げろと強要する行為。
仕事を切り上げようとするのに、ノルマは変わらないということで、従業員は精神的に追い込まれてしまうのです。
13.新型パワーハラスメント(新型パワハラ)
仕事を意欲的に行っているものに対して、その人の力が発揮できない状況に誘導する行為。
やる気のある社員の質問に応えないなどが該当します。
14.スクールセクシャルハラスメント(スクールセクハラ)
生徒に対して性的な発言や暴力をふるう行為。
15.テクノロジーハラスメント(テクハラ)
PCやスマートフォンに詳しい人が、そうではない人に対してする嫌がらせ行為。
専門用語を多用して相手に威圧感を与えるなどの行為がテクハラに該当します。
16.ドクターハラスメント(ドクハラ)
医師が患者などに対して、病気の不安を煽る行為。
「すぐに手術をしなければ手遅れになってしまいます」と伝えたり、患者の気持ちを考えずに何でも話してしまったりすることがドクハラに該当します。
17.パタニティハラスメント(パタハラ)
育児のために休暇や育児参加精度を利用とする男性に対して、嫌がらせ行為。
18.パワーハラスメント(パワハラ)
社会的な地位の強い者が権力や立場を利用して、弱い立場の人に精神的、肉体的苦痛を与えるなどの嫌がらせ行為。
19.ペイシェントハラスメント(ペイハラ)
患者の立場を利用して、医師や看護師に対して高圧的な態度を取る行為。
20.リストラハラスメント(リスハラ)
リストラ対象者に対して嫌がらせをして、自主退職に追い込む行為。
セクハラ派生型ハラスメントの種類
女性が社会進出するようになったと同時にセクハラが問題視されるようになったため、発言や行動には気を付けましょう。
21.告白ハラスメント(コクハラ)
脈がないのに何度も告白して、相手に不快な想いをさせる行為。
22.ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)
「男らしい」「女らしい」など、性別による差別をする行為。
23.セカンドハラスメント(セカハラ)
セクハラの受けた被害者が訴える際に、逆に圧力や誹謗中傷などをする行為。
24.セクシャルハラスメント(セクハラ)
性的な嫌がらせをして相手に不快な思いをさせる行為。
髪型や体型などに関する話題もセクハラに該当するので気をつけましょう。
25.ゼクシャルハラスメント(ゼクハラ)
結婚願望がある女性がお付き合いをしている相手に対して、必要以上に「結婚したい」と伝えて、プレッシャーを与える行為。
26.ソジハラスメント(ソジハラ)
同性愛者などは差別する行為。
主に、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーなどの人に対して誹謗中傷や偏見な目で見ることを言います。
27.チェリーハラスメント(チェリハラ)
性経験がない人に対して、偏見な目を持ったり、誹謗中傷したりする行為。
28.テクスチュアルハラスメント(テクハラ)
漫画の作者に対して「この漫画の作者は男だと思っていたのに、女だったなんて」というような言葉が該当します。
29.妊活ハラスメント(ニンハラ)
必要以上に妊娠や妊活のことを聞いてしまう行為。
特に男性が女性に対して、このような質問をするとセクハラに該当してしまうため注意しましょう。
30.2人目ハラスメント(フタハラ)
「出産おめでとうございます。次のお子さんの予定は?」と聞いて、相手の夫婦にプレッシャーを与える行為。
31.マタニティハラスメント(マタハラ)
妊娠中の人や出産を終えたばかりの人に対して嫌がらせ行為。
32.ラブハラスメント(ラブハラ)
相手の恋愛事情を、しつこく聞いて不快な思いをさせる行為。
その他ハラスメントの種類
ネット内でのイジメなど新たな問題が出てきていますが、トラブルに発展するため注意を払いましょう。
33.オンラインハラスメント(オンハラ)
インターネット上で誹謗中傷をする行為。画面の向こうには、相手がいることを認識してネット上で発言する必要があります。
34.家事ハラスメント(カジハラ)
相手が作った食事や洗濯や掃除に文句を言う行為。
35.グルメハラスメント(グルハラ)
自分流の食事の作法を、相手にも強要する行為。
36.コミュニケーションハラスメント(コミュハラ)
コミュニケーションを苦手とする人に対して、必要以上にコミュニケーションを取ろうとする行為。
37.シルバーハラスメント(シルハラ)
高齢者に対して肉体的や精神的な苦痛を与える行為。
38.スメルハラスメント(スメハラ)
エチケット守らずに、迷惑をかける行為。
39.スモークハラスメント(スモハラ)
タバコを吸わない人の前でタバコを吸い、相手に不快な思いをさせてしまう行為。
40.ソーシャルハラスメント(ソーハラ)
SNS等で仲間外れや誹謗中傷をする行為。
41.ヌードルハラスメント(ヌーハラ)
麺類など食べる際の音で相手を不快にする行為。
42.ハラスメントハラスメント(ハラハラ)
必要以上に「これはハラスメントだ」と主張する行為。
43.パーソナルハラスメント(パーハラ)
個性やアイデンティティを否定する行為。
44.フォトハラスメント(フォトハラ)
相手の許可もなく写真撮影をしたり、その写真をSNSにアップロードしたりする行為。
45.ブラッドタイプハラスメント(ブラハラ)
血液型に対するイメージで、相手の人柄や性格を判断する行為。
46.ベビーハラスメント(ベビハラ)
赤ん坊の泣き声で迷惑かける行為。
47.ペットハラスメント(ペッハラ)
飼い犬や飼い猫の躾や飼い方によって迷惑をかける行為。
48.マリッジハラスメント(マリハラ)
独身の人に対して「結婚しないの?」と強要する行為。
49.メシハラスメント(メシハラ)
相手に対して食事を強要する行為。
50.モラルハラスメント(モラハラ)
言葉や態度によって相手に精神的苦痛を与える行為。
51.レイシャルハラスメント(レイハラ)
人種や国籍で、相手に対して嫌がらせ行為。
52.レリジャスハラスメント(レリハラ)
宗教団体や宗教関係者が強引な入信活動などを行って、他人に迷惑をかける行為。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
さまざまな行為が相手を不快にさせてしまう行為とみなされるようになりました。
そのため、周りの人と一緒にいる際は発言や行為に気を付けましょう。
相手がどう思うのか思いやりを持って行動していれば、訴えられることはありません。
今回紹介した中に、自分が該当するものはないかを確認して、行動を改めていっていきましょう。
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