買う方も売る方も詐欺のリスクはある!メルカリを使った詐欺に注意

2019年09月19日
詐欺・消費者問題
買う方も売る方も詐欺のリスクはある!メルカリを使った詐欺に注意
 インターネットが普及してから、個人間の売買はオークション形式で行われることが多かったです。

 最近ではオークションではなく、スマホのアプリを使った個人売買の人気が非常に高く、その中でも最大手と言われるメルカリを利用したことがある人も多いのではないでしょうか?

 登録して売りたい商品の写メを掲載すればすぐに売ることができるという手軽さから、若い人だけではなく、高齢者の終活でもスマホアプリが使われていることが話題になっています。Twitterでサイトの埋め込み リンクがツイートされたものが「いいね」やリツイートされて拡散することも多くあります。

 誰でも不要品を手軽に販売できること、欲しいものを安い価格で譲ってもらえるということは、本当に便利ですが、その反面メルカリなどのフリマアプリのシステムの隙間を狙った詐欺の被害が増えているのも現実です。

 出品する側にも購入する側にも、詐欺に遭ってしまうリスクがあるメルカリ詐欺(mercari)。

いったいどのような手口で騙されてしまうのか?

そして騙されないように利用する対処法をこの記事では紹介しています。

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フリマアプリの代表格のメルカリ


 フリマアプリと言うのは、インターネットを使ってオンライン上で、出品したい人と購入したい人のトレードを結び付けるシステムです。

 アカウントを作成することで不用品などを出品したい側も、自分の住所や電話番号などの個人情報を登録し、運営会社に認証してもらった後は、規定に反しない品物であればサイトで何でも出品することができます。

 購入したい人は、出品者の掲載した写メや紹介文をもとにして商品を選んで購入することができます。

 個人間のトレードでは代金の受け渡しなどで、トラブルが起きる場合がありますが、代金の支払いについてはメルカリなどの運営会社を仲介することで、安心して取引を行うことができます。

 メルカリは2013年にフリマアプリに進出した草分け的存在で、ダウンロード数が8000万を超えています。

2位のラクマのダウンロード数が600万ということから比較すると、フリマアプリの代表格であると言っても過言ではないでしょう。


メルカリを使った詐欺の手口


 日本最大級のダウンロード数を誇っているメルカリですから、当然、トラブルなどの被害も他のアプリよりも多くなってしまいます。

購入者側も出品者側も詐欺のリスクがある


 フリマアプリで詐欺の被害に遭うのは、購入者のみかと思われがちですが、購入者だけではなく出品者にも詐欺被害に遭ってしまうリスクがあります。

 スマホアプリの利便性を高めるシステムを悪用したものが多いので、どのような手口で詐欺が行われているか確認してみてください。

購入者側が被害を受ける詐欺の手口


偽物を購入させられてしまう

 メルカリなどのフリマアプリの規約では、ブランド物のコピー製品については出品が規制されていますが、写メ掲載などのシステムを悪用して偽物を送りつけてくる詐欺の被害が多いです。

出品した商品の写真は、本物の商品の画像を掲載し、購入希望者に対しては、偽物を送り付けるという詐欺です。


掲載された画像とは全く違うものが送られてくる

 偽物詐欺と同じ手口ですが、出品している商品の画像を確認して購入したのに、送られてきた商品は、画像とは全く違う商品という詐欺です。

この詐欺の場合送られてくるのが偽物ではなく、綺麗な商品の画像を掲載していたのに、破損したり汚れた商品が送られてくるなど悪質なものが多いです。


購入した商品が届かない

 商品を購入して代金も支払ったのに、商品が届かない。

問い合わせをすると、商品の発送に時間がかかるので、先に評価をしておいてもらいたいと連絡があります。

 メルカリなどのフリマアプリでは、双方で取引に対しての評価が行われたときに取引完了と見なされ、購入者の代金が支払われることになりますので、出品者側に言われた通りに先に評価をしてしまうと、商品も届かないし、返金もしてもらえなくなります。


外箱だけが送られてきた

 「限定品」など品薄の人気商品の出品に多い手口です。

 商品紹介の画像は数枚掲載されており、その中には現品の画像だけではなく、外箱の画像も掲載・表示されています。

当然、購入者側は現品の購入を希望し、取引を行うのですが、送られてくるのは外箱だけで、中身が入っていません。

 このタイプの詐欺は、商品の説明が細かい字で長文になっており、その中に
「商品は外箱のみの販売になります」
という注意事項が書かれています。


長文の説明で購入者に説明を読ませることを断念させて、その中に小さく書いた注意書きで騙すという悪質な手口です。


発送通知システムを利用した詐欺

 前述したように、メルカリでの取引完了は相互で取引の評価が完了した時になりますが、それ以外にも取引が完了してしまうことがあります。

評価をするのを忘れたり、故意に評価をしないユーザーを防ぐために、発送通知をしてから72時間全く連絡のやりとりがなかった場合は強制的に取引完了とみなされて、購入者が支払った代金が出品者に渡ってしまうシステムです。

 このシステムを悪用して、商品の発送を行なっていないのに、発送通知を送りその後72時間相手から連絡が無ければそのまま商品を送ることもなく、購入代金だけ手に入れるという詐欺が増えています。

さすがに発送通知が送られてから1日、2日届かなければ出品者に対してメッセージを送るユーザーが多いのですが、そういったユーザーに対しては相手に同情の感を与えるような理由をつけて、発送の遅れを謝罪したふりをして72時間経過するのを待つという手口もあります。

出品者側が被害を受ける詐欺の手口


返品詐欺

 出品者が被害に遭うことが多いのが、返品詐欺です。

 購入者から入金連絡を受けた、出品者が商品を発送すると

「届いた商品が写真と違う」
「送られてきた商品が破損している」

というようなクレームをつけて、取引をキャンセルし商品を送り返してきます。

返送された商品を確認すると、自分が送ったものとは全く違う商品が返送されていたり、破損して傷だらけの商品がすり替えられて送り返されるという詐欺です。

 商品の取引はキャンセルされているので、購入者はお金を支払うことなく商品を手に入れて、自分が持っていた中古品を出品者に送るトレードのような形になります。

ブランド品の返品詐欺では、本物の商品を発送したのに、キャンセルされて戻ってきたのが偽物という場合も少なくありません。

偽物が精巧な場合は、送り返された時点で出品者が偽物ということに気づかずに、再出品をしてしまい、そこで偽物であることを指摘されたケースが多々あります。


商品が届いていないと嘘を言う

 出品者が商品を発送し、数日経つと購入者側から

「まだ商品が届いていない」
という連絡が入ります。

発送先の住所などを間違えたかと思い確認しても、間違いは見当たらず。

 結局、商品が届かないという理由で商品をキャンセルされてしまいます。

 当然、出品者は購入代金を受け取ることができません。

商品も行方不明の状態になり、商品も失い、代金も受け取れないというダブルの被害を受けます。

 実際は、商品を受け取っているのに届いていないという嘘をついて無料で商品を受け取るという詐欺になります。


メルカリで詐欺に遭わないために気を付けること


完了するまで取引評価は絶対にしない


 評価をした時点で取引は完了されたとみなされますから、どのような理由であろうと商品を受け取っていないのに取引の評価をしてはいけません。

 詐欺を行う相手は、なんとかして先に評価をさせて取引完了させようとメールなどで何度も促してきますが、評価を先にしてしまうと詐欺に遭ってしまう可能性は非常に大きいです。

追跡番号の確認


 これは出品者も購入者にとっても重要なことになります。出品者ならば発送する際の送付状に書いてある発送番号を控えて、発送後に商品が間違いなく相手側に届いているかどうかを確認すること。

購入者ならば、相手が発送した連絡をしてきた時には、必ず発送番号と発送業者を聞き、商品が手元に届くまで追跡をすることが必要です。

 発送した証拠として発送状を保管するのはもちろんのこと、追跡履歴を画面コピーなどで画像として保管をしておくことで、発送に関する詐欺はかなり防ぐことができます。

商品の相場を確認する


 ブランドの偽物を購入させられた被害にあったケースのほとんどが、相場よりもかなり安い価格で売り出されています。

現品に破損や経年の汚れなどがある場合は、商品価格が安くなるのはわかりますが、未使用品や美品という説明なのに、他の出品者の半額以下で売られているなんていうものには注意が必要です。

 自分が購入したい商品は、どのくらいの相場で売りに出されているのか確認してから購入することで、偽物を購入させられる被害をある程度抑えることができます。

直接取引は絶対にしない


 メルカリなどのフリマアプリで安心にトレードすることができるのは、金銭の支払いを運営側が仲介してくれるからです。

そのため手数料がかかったり、すぐにお金が受け取れないというデメリットはありますが、トラブルを防ぐにはこのくらいの出費は仕方がないでしょう。

 詐欺師は、あらゆる理由で直接取引を促してきます。

手数料がかからないとか、直接取引ならば即入金するといった理由が多いですが、これに応じてしまうと全く金銭トラブルに対しての後ろ盾がなくなってしまいます。

直接取引を申し出てくる人との取引はしないことはフリマアプリのユーザーには原則のようなものでしょう。

商品番号・型番のチェック


 偽物を購入してしまうのを防ぐために、型番や商品番号などを写メで掲載してもらいます。

送られてきたものが、画像と違うものであれば型番や商品番号が違うというのが証拠として残ります。

出品する場合も、型番などを画像として掲載することですり替え詐欺の被害を未然に防ぐことができます。


まとめ


メルカリなどのフリマアプリは誰でも安心して取引ができるシステムですが、詐欺師はそのシステムを悪用して新しい詐欺の方法を考えてきますので、フリマアプリを利用するならば、どんな詐欺があるのか、どのようなリスクがあるのかなど常に新しい情報を仕入れて、対策を考えていく必要があります。


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