ついにソシャゲで集団訴訟に発展!スクエニのガチャ排出率事件

2018年10月01日
詐欺・消費者問題
ついにソシャゲで集団訴訟に発展!スクエニのガチャ排出率事件

今回は大変珍しいスマートフォンゲームのゲーム内福引のアイテム排出率が争点となる集団訴訟について解説します。


スクエニの出したユーザーを誤解させるような説明文により、多くの方が課金するも目当てのアイテムが入手できなかったことが発端です。


これの紹介と今後の展開の考察を行います。


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1.スクエニってなに?


スクエニ(株式会社スクウェア・エニックス)は国内最大手のゲーム販売企業です。


特に有名なゲームは「ドラゴンクエスト」です。



2.スクエニが集団訴訟に発展した原因とは


スクエニへの集団訴訟が提起された原因は、なんとスマートフォンゲームの「星のドラゴンクエスト」のゲーム内福引(下,「ガチャいいます。)の排出の認識がユーザーとスクエニで違っていたことです。


スマートフォンゲームのガチャで集団訴訟が起こるのはレアケースでしょう。



3.スクエニを集団訴訟した原告の主張


原告は、スクエニの「星のドラゴンクエスト」のユーザーで、課金したプレイヤーの8人です。彼らの主張は、スクエニの説明に対し、期間限定のアイテムの排出率が低すぎるので、優良誤認表示にあたり、ゲーム内通貨を返却して欲しいというものでした


詳述すると,問題となったのは、20151015日から2016314日まで為されていた「レジェンド宝箱ふくびき」というガチャです。同ガチャでは,全11種類の期間限定の「★5そうび」が出現するとされていました。


この「★5」というのは,アイテムのレアリティを示すものであり,「★5そうび」の出現割合は7%とされていました。ただし,「★5そうびは、上記のそうびの他にも排出される場合があります」と書かれており、期間限定のアイテム以外のものが出る可能性があることは示されていました。


ガチャの排出率の詳細をまとめると,次のようになります。


4以下のアイテムが出る確率93%
・期間限定のアイテムが出る確率+そうでないアイテムが出る確率=7%


もちろん、原告は期間限定のアイテムが出る確率は7%未満であることは理解していました。しかし,「★5そうびは、上記のそうびの他にも排出される場合があります」との説明から,その7%の内多くを占めるのは期間限定アイテムと考えていたようです。


そのため,このような記載は,不実告知ないし優良誤認表示に当たるとして,損害賠償等を求める集団訴訟が提起されました。



4.訴訟の結果


 


この集団訴訟の第一審は原告敗訴となりました。


現在,原告は控訴の申立てを行ったようです


 


ここで、優良誤認表示・有利誤認表示と認められた事例と比較してみます。


・楽天の有利誤認表示


楽天は、商品を宣伝する際に本来の価格の7割引で販売しているという広告を出しました。


しかし、本来の価格自体が存在しておらず、大幅値下げをしたように見せかけただけであったため、有利誤認表示であると判断されました


株式会社JR西日本ホテル開発の「鶏すき焼き」優良誤認表示


株式会社JR西日本ホテル開発は「鶏すき焼き」に半熟卵と京地鶏を使用しているかのような表示をしました


しかし、半熟卵を使っていない時期があり、また,京地鶏ではなくブロイラーのお肉を使っていることが報告されました。


このような虚偽の表示をしたため、優良誤認表示に当たるとされました


 


スクエニの説明はこれらと同じと言えるのか,これらとは違うことになるのか,控訴審での判断に注目が集まります。


 



5.スクエニ集団訴訟 まとめ


スクエニへの集団訴訟はスマートフォンのゲーム「星のドラゴンクエスト」のガチャの期間限定アイテム排出率が低いことで起こりました。



すなわち,7%の確率で,期間限定のアイテム又はそれ以外のアイテムが当たるということでしたが、この内訳がわからないために集団訴訟が提起されました。

このような紛争リスクを減らすためには,情報公開が必要です。

今回の事件をきっかけに,スクエニ以外でも,景品の商売をする場合に,多くの情報の開示が為されることになるかもしれません。

 
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