Amazonチケットの転売は違法?チケット現金化に潜むリスク

2019年05月14日
詐欺・消費者問題
Amazonチケットの転売は違法?チケット現金化に潜むリスク

Amazonチケットの転売とは


Amazonチケットは、インターネット上で購入できるデジタル商品です。

購入すると、チケットのナンバーが入手できるので、そのナンバーを入力することにより、商品の購入をすることができます。

Amazonチケットの転売は、購入済みのチケットナンバーを購入業者に伝えることにより、その対価として現金を振込してもらうというシステムです。

現物がないデジタルデータなので、転売業者は街中にある金券ショップではなく、ほとんどがネット上の転売屋になります。
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Amazonチケットを転売しても儲けることはできる?


Amazonチケットを転売する場合は、金券ショップに対して手数料を支払わなければなりません。

手数料の金額は、ショップごとにより違い、さらに売却するチケットの総額によって変わってきますが、Amazonチケット自体に付加価値がつくことはないので、購入した金額以上の金額で売却はできません。

つまり、Amazonチケットを転売することで儲けることはできないということになります。

クレジットカードの現金化で最近よく使われている手口がAmazonチケットを使った現金化です。


なぜ儲からないのにAmazonチケットを転売するのか?


Amazonチケットの購入は、銀行振込やコンビニで購入することが可能ですが、その他にクレジットカードで購入することが可能です。

キャッシングの限度額を超えてしまったけれども、クレジットの枠が残っているという人で、どうしてもお金が必要と言う人が、クレジットカードでAmazonチケットを購入して転売することで現金を手に入れます。

手数料は差し引かれるので、購入金額からかなり差し引かれた金額になりますが、現金が手に入るというメリットを優先しているようです。


Amazonチケットの転売は違法?


今までチケットの転売で逮捕されることはありましたが、それは詐欺行為があった場合に、詐欺容疑で逮捕されたり、迷惑防止法違反という条例違反であることがほとんどでした。

しかし、2018年に成立したチケット転売規制法により、チケット転売は確実に違法行為となっています。

コンサートチケットの転売は違法になるが、Amazonのチケットも転売したら違法なのだろうか?

まず、チケット転売規制法で定められているのは、チケットを転売することによって利益を得ることを禁止している法律なので、購入金額よりも売却する金額の方が低いAmazonチケットの転売自体は違法行為には当てはまらないようです。


Amazonの規約ではチケット転売を禁止している


法的に違法ではなくても、Amazon自体が規約でチケットの転売を禁止しています。

今のところ、チケット転売によってペナルティが与えられたという話はあまり聞きませんが、転売業者が増えてきてチケットの現金化が加速しているので、今後、転売自体にAmazonがペナルティを課すことは十分に考えられます


なぜAmazonは転売に厳しいのか?


Amazonからは正規の価格で購入し、転売屋に売却するのだから、Amazon自体はそれほどチケット転売によって大きな被害を受けてはいないはずなのに、なぜ、チケット転売に対して厳しい対応を考えているのか?

転売屋の中には、転売で購入したチケットを格安で販売することで利益を出している業者も存在します。

確かに格安でAmazonチケットを購入できるのならば、正規の価格よりも安いところで買いたいと思う人もいるでしょうし、その分正規のチケットが売れなくなるなんてこともあるかもしれません。

しかし、Amazonが脅威に感じているのはその問題ではありません。

最近の詐欺では、現金を騙し取る方法よりも、Amazonチケットのような金券を騙し取る方法が増えてきています。

しかし、だまし取ったチケットはAmazonに換金してもらうことはできないため、詐欺師たちが利用するのが転売して現金化するという方法になるのです。

Amazonチケットでの詐欺行為を防ぐために、チケットを現金化できないようにする。それが転売に対して規制を厳しくしていく理由になります。


Amazonチケット転売の危険性


Amazonの規約に違反していることだけではなく、チケットの転売については様々なリスクがあると言われています。


詐欺業者に騙し取られる


インターネット上でAmazonチケットを換金する業者の中には、届け出を出していない業者も多いです。

Amazonチケットは現物ではなく、業者に対してメールアドレスで、チケットナンバーを送り、確認後に銀行口座にお金が振り込まれるという形をとっています。

金券ショップならば、現物と引き換えに現金を受け取ることができますが、最初にチケットナンバーを伝えてしまったら、その後に現金が振り込まれないという危険性があります。

メールが証拠として残っているので、詐欺罪として届け出ることはできますが、購入したチケット代金が戻ってくる可能性は低いでしょう。


手数料詐欺


チケットを換金することができたとしても、手数料がかかります。

Amazonチケットの買取業者は、手数料を明記していますが、サイトで表示された手数料とよりも、多額の手数料を騙し取られ、購入金額のほとんどが手数料の支払いに消えてしまうというトラブルも起きています。


Amazonチケットをロックされる


何度もAmazonチケットの購入、転売を繰り返していると、当然のようにAmazonからチェックされることになります。

現金化する場合は、一度に大量にAmazonチケットを購入するので、定期的に大量購入していれば、必ずAmazonのブラックリストにリストアップされてしまうでしょう。

Amazonの規約に書いてありますが、チケットの転売行為が発覚した場合は、チケット自体をロックするというペナルティーを課す可能性があるのです。

ナンバーがロックされてしまえば、
そのチケットは利用することができず、当然、買取業者も取り扱ってはくれません。また、規約違反なのでAmazonから返金してもらうのも不可能でしょう。


クレジットカードの利用停止の可能性


クレジットカード会社の規約では、Amazonチケットに限らずクレジットカードを利用しての現金化は禁止しています。

もしも、現金化にクレジットカードを使用していることがカード会社に知られてしまったら、規約違反としてクレジットカードの利用停止の措置が取られるでしょう。

Amazonと同様。毎月のようにクレジットカードを利用してAmazonチケットを購入していることは、必ずカード会社にバレてしまいます。


Amazonチケットで詐欺に遭った実例


クレジットカードのキャッシング枠を使い切ってしまったのですが、どうしても今月中に支払わなければいけないものがあり、残っているクレジットカードの枠でAmazonチケットを購入して転売することにしました。

初めて現金化というものをするので不安でしたが、背に腹は代えられないと思い、ネットで検索し業者に買取をお願いしました。

手数料は20%でしたが、他と比べて高いのかどうかもわかりません。

しかし、必要な金額は5万円だったので、ショッピング枠の残りの10万円を使用しても手数料を引かれて8万円になるので、この業者にお願いすることを決定しました。

口座振り込み完了のメールが届いたので、口座を確認すると10万円のチケットを売却したのに、口座には2万5千円しか入っていませんでした。

これは何かの手違いかと思い、業者に連絡すると、手数料が75%とのこと。
サイトには20%と書いてあったと言うと、それは2回目からの手数料で初回の購入に対しては、業者としてもリスクがあるため、75%の手数料になると言っており、確かにサイトの下の方に、小さい文字で初回の手数料は75%という但し書きがありました。

これは完全に詐欺だと思ったのですが、自分も転売をしているし、全てのお金を取られたわけではないので、泣き寝入りすることになってしまいました。

この経験があってから二度と転売はしないと決めています。


Amazonチケットの買取業者が逮捕されている


2017年に詐欺の疑いでインターネット買取サービスの「amachan」が摘発され、運営者である会社役員守屋大志容疑者(32)が詐欺容疑で逮捕されています。

この事件では、特殊詐欺で騙し取ったAmazonチケットなどの金券を「amachan」を使って現金化していたということで、詐欺グループの一員として逮捕されたことになります。

実際に、買取希望者に直接詐欺を働いたという容疑ではありませんでしたが、手数料表記などの対応でかなり評判が悪い業者だったとのうわさもありました。

最近では、振り込め詐欺などの特殊詐欺で現金を振り込ませるのではなく、金券を購入させてだまし取るといった手口が急速に増えていますので、こういった現金化業者に対して、これからもっと警察やAmazonの対応は厳しくなっていくでしょう。


まとめ


例え違法ではなくても、Amazonチケットの現金化は非常にリスクが高い行為であることが分かったと思います。

昨年、コンサートチケットなどの転売に対して厳しい処分が下されることが決定したことから考えると、これから電子マネーやデジタルチケットに関連する法整備を行う中で、チケット転売に対しても何らかの手段が取られることが考えられます。
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