青汁王子が脱税で逮捕!メディアハーツ三崎優太に迫る
青汁王子こと三崎優太氏が逮捕された脱税事件。メディアハーツ社の三崎優太という人物についてまとめた記事です。
2018年2月に衝撃的なニュース報道がありました。
「青汁王子こと三崎優太が逮捕」
彼が経営している会社「メディアハーツ」は過去に詐欺で訴えられたことがあったので、その関連かと思いきや、どうやら逮捕理由は脱税容疑のようです。
マスコミにも何度も登場し、まさにジャパニーズドリームの1人と賞賛されていた彼が何故逮捕されてしまったのか?
逮捕までの流れと、青汁王子こと三崎優太氏の人物像について調べてみました。
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青汁王子が逮捕されるまでの流れは?
2019年2月12日に、東京地検特捜部により逮捕された青汁王子ですが、逮捕されたのは彼だけではなく、法人税法違反ほう助などの疑いで、埼玉県上尾市の会社社長も逮捕されています。
架空の広告費を計上するなどによって脱税をしていたということですが、共謀者がいたということは組織ぐるみの脱税だったということになりますね。
逮捕されたのは2019年2月ですが、彼のツイートを見ると2018年8月に国税局から連絡があった とツイートされています。
どんな内容で連絡があったのかわかりませんが、この時点で脱税容疑を固めるべく動いていたことがわかります。
さらに国税局に対して、批判的なツイートをしているところから見ると、彼自身
脱税は逃げきれるものだと確信していたのではないでしょうか?
もしも、この時点で国税局に脱税を認めて修正申告などしていれば、逮捕という流れにはならなかったかもしれません。
青汁王子が逮捕されたのは脱税容疑
青汁王子が逮捕されたのは、法人税と消費税の脱税容疑でした。
法人税が1憶4000万円、消費税が4000万円と一般人から見たら巨額な脱税のような気がしますが、実は脱税の中では、とりたてて多くない金額なのです。
この程度の金額であれば、逮捕までされることは稀で、修正申告をしてから追徴金を支払うことで終わってしまうことが多いのに何故、青汁王子は逮捕されてしまったのでしょうか?
やはり、青汁王子自身が税制に対し、何度も批判していたというのも検察側の心証を悪くしたということもあるかもしれません。
そして、テレビでも話していたように、海外に移住したいということもあったので、海外逃亡の恐れがあると見なして逮捕に至ったという意見もありますが、いずれにせよ、この金額の脱税で在宅起訴ではなく、逮捕まで至るというのは異例中の異例 とも言えると思います。
どんな手口で青汁王子は脱税していたのか?
現在、明らかになっている脱税手口は、広告経費の水増し修正ということでした。
架空の仕事を発注し、仕事の実績がないのにお金を支払ったフリをしていたということですね。
競合のライバル会社のイメージを落とすために、ネットに書き込みを依頼してそのお金を広告宣伝費と計上していたというようでしたが、実際に作業していたのは、彼が経営するメディアハーツの社員などで、作業に対する経費は発生していなかったとのことです。
その広告宣伝費を計上していた取引先の会社社長が、今回脱税ほう助の罪で逮捕された人物ということになりますね。
そもそも青汁王子って何物?
テレビのバラエティー番組や報道番組のゲストとして多数出演していたとのことなので、青汁王子について知っている人もいると思いますが、いったい彼はどんな人物なのか調べてみました。
三崎優太のプロフィール
青汁王子の本名は三崎優太
1989年3月29日生まれなので、現在の時点ではまだ29歳です。
20代で会社を経営するほどのビジネススキルがあるので、やはり高学歴の人物かと思いきや、最終学歴は高校中退とのことです。
それも1度ではなく、2度も高校を退学になっていて、この時点で自分はもう社会不適合者で、高校は卒業することはできないと半ば人生を諦めたような状態になり、引きこもりを続けていたようです。
その後、アフィリエイトでお金を稼ぎ、通信販売をメインとした事業で成功を収めた、まさに叩き上げ型の人物だったようです。
彼が会社経営を始めたのが弱冠18歳と言うことですから、まずそのバイタリティーには驚かされます。
若くして成功を収める経営者って、与沢翼氏のような高学歴の人物か、三崎優太さんのような叩き上げの人物か両極端なイメージがありますよね。
青汁王子の著書
三崎優太氏は過去に2冊の本を出版しています。
「仮想通貨ICO投資で50億円稼ぐ」
「仮想通貨「ICO投資」ってやつで10万円を2億円にしてみた」
経営者としての本ではなく、どちらも仮想通貨関連の書籍になります。
以前、テレビ番組に出演していた時に、
「5億円で購入した仮想通貨が31億円になった」
と話していたこともあり。
本業の青汁販売と同様、仮想通貨でも相当の利益を上げていたのではないかと推測されます。
青汁王子の経営していた会社は?
三崎優太氏が経営していた会社は
株式会社メディアハーツ 。
本社は東京の渋谷にある会社です。
事業内容は、メイン事業である青汁販売を始めとした健康食品の販売や開発。
ショップを構えるのではなく、全て通信販売で行っていたというのが急成長した要因になっていると思われます。
会社のサイトを見ると頻繫にアフィリエイターを募集していますから、ネットでの広告宣伝や口コミなどを巧に使い、成長してきた企業であるようです。
現在、サイトのトップページに社長が逮捕されたことに対しての謝罪と説明が表示されていますが、社長が解任になったと言う話は書かれていないので、まだ三崎優太氏が社長のままだと思われます。
過去にメディアハーツは詐欺で訴えられてた?
三崎優太氏が逮捕された報道を聞いた時に、最初は詐欺容疑かと思ったと前述しましたが、実は、株式会社メディアハーツは過去に詐欺で訴えられていたことがあるのです。
2018年に消費者被害防止ネットワーク東海から提訴されていた内容は、不当広告、不当勧誘のために広告の差止を求められていました。
ネットでは詐欺で訴えられていたと書かれていることもありますが、確かに詐欺ではありますが、被害者への返金を求める訴訟ではなく、広告差止の訴訟ですから、普通の詐欺事件とはまた別ということになります。
何故、広告差止で提訴されたかと言うと、通常の価格よりもお試し価格として格安で健康食品を販売していても、実際は、お試し価格で購入できるのは初回の1回だけ、説明を見ると4回セットで販売されていて、残りの3回は正規の料金を支払わなければならないということでした。
これって他の健康食品の会社や、美容品の販売会社では常套手段のように使われているものですよね。
何故、三崎優太氏のメディアハーツが提訴されたのかという理由について、当時の青汁王子はこのように語っていました。
「バックに生協がいるため、見せしめで提訴された」
生協は青汁の競合販売をしているライバルになりますが、生協の場合は4回セットではなく、2年契約の縛りで青汁を販売しており、途中で解約したら中途解約料金を取られるということになっています。
このやり方は正しくて、うちのやり方は何故ダメなのかとかなり憤りを感じていたようです。
この消費者団体からの提訴騒動では、消費者団体の賛助会員から誹謗中傷を受けたと言うことで、三崎氏自身が警察に通報し、警察が消費者団体に注意を与えるという、かなり泥沼的な状態になっていました。
青汁王子は高額納税を批判していた?
「これだけ税金を収めてるのに、有益な使い方をしてくれない」
テレビ番組に出るたびに、納税に関しての批判を繰り返していました。さらに自分が高額納税をしていることも話しており、こうした言動が、いたずらに国税局を刺激してしまったのかもしれませんね。
「脱税は絶対に見つかる」 とも述べていた三崎氏が何故脱税をしてしまったのか、非常に疑問が残るところです。
逮捕当時は、容疑を否認していたようですが、現在は脱税容疑について大方認めているということなので、やはり本当に脱税を行っていたようです。
青汁王子が海外へ移住しようとしていた理由は?
「このままでは日本の富裕層は全て海外に移住してしまう」
三崎優太氏は、非常に懸念を抱いていたようです。
確かに日本は法人税が高いことや、トレーダーに対しての規制が強いことから、現在でも、億万長者クラスの人々がどんどん海外へ移住しています。
移住先は、香港やシンガポールなどが多いようです。
三崎優太氏も、マルタ に移住する予定があったようで、報道によると、移住の準備にかかるところだったらしいとのことです。
海外移住が逃亡の可能性と見なされて逮捕に至ったという可能性も高いですね。
まとめ
日本の国税局を甘く見てはいけません。
過去にも何度も大きな脱税事件を摘発しています。
しかし、不思議なのは政治家絡みの脱税事件になると、逮捕されずに、修正して追徴金を支払うだけで済んでしまうのが多いということですね。
青汁王子もプライベートで、高額な商品を購入したり、馬主になったりと派手な生活をしていたら、やはり国税局に目を付けられますよね。
しかし、若干18歳で起業し、20代のうちに月収1億円に達するほどの経営者ですから、この逮捕で彼の全てが失われたというわけではないでしょう。
今後、脱税の真相が徐々に明かされていくと思いますが、脱税の全容解明と同様に、三崎優太氏がどのように復活していくのかについても目が離せないことになりそうです。
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