自分は大丈夫が一番危ない!世代別の特殊詐欺の被害者状況をチェック!

2019年09月18日
詐欺・消費者問題
自分は大丈夫が一番危ない!世代別の特殊詐欺の被害者状況をチェック!
オレオレ詐欺 という言葉を知らないという人はもうほとんどいないでしょう。

毎日のように高齢者の詐欺被害が報道され、そして警察による啓蒙活動がこれだけ進んでいるのに、いまだ撲滅するどころか特殊詐欺の被害は年々増え続けています。

どんなに取締りを行っても抜け道を見つけて巧妙な新しい手口で詐欺を行うというのが特殊詐欺の厄介なところ、そんな詐欺の被害者にならないために、特殊詐欺にはどんなものがあるのか?

そしてそれぞれのターゲットになりやすい世代について調べてみました。

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特殊詐欺とは?


面識のない不特定の人に対して、対面するのではなく、電話やメール、FAXなどの通信手段を使って行う詐欺が特殊詐欺 になります。
以前は、振り込め詐欺=特殊詐欺でしたが、最近では特殊詐欺の手口が多様化し、オレオレ詐欺などの振り込め詐欺と、振り込め詐欺以外の特殊詐欺に分けられています。

年々増加する特殊詐欺の被害


2000年代の初頭から、オレオレ詐欺を筆頭に振り込め詐欺の被害が急増しました。

連日の報道や、防止対策などにより一時期は減少傾向にありましたが、近年特殊詐欺は
また増加傾向にあります。

特に平成28年度から平成29年度にかけては被害金額、被害件数のどちらも急増しており、多様化する手口により高齢者だけではなく、様々な世代に被害が及んでいることがわかります。

特殊詐欺の手口は変化している


振り込め詐欺の代表的な手口としては、オレオレ詐欺のように、他人になりすまして電話をかけて高齢者にお金を振り込みさせるといった電話を使ったものが多かったのですが、最近では手口も変化しています。

電話で最初に接触するという手段の他に、増えてきているのが郵送ではがきなどを送って通知するという手段。

もっともらしい文章ではがきを送付してくるので、電話よりも相手を信じてしまうという落とし穴があるようです。

はがきを送付してからの電話ということで、詐欺師との接触の機会が増えることも、信用させてしまうという要因になるのでしょう。

被害の多い特殊詐欺はどんなものがあるか?


被害件数そして被害総額が多い代表的な特殊詐欺にはどんなものがあるのでしょうか?

オレオレ詐欺


オレオレ詐欺は振り込み詐欺の一つで、その中でも一番認知度が高い詐欺でしょう。
手口としては、不特定多数に電話で接触し、相手の親族になりすましをしてお金を振り込ませるものです。

被害者の大半が高齢者であることから、息子や孫になりすまして、急にお金が必要になったから助けて欲しいという旨を話し、騙します。

親族になりすます詐欺以外でも、警察官などを騙って騙す手法も、オレオレ詐欺の一つとみなされており、現金被害の多い親族なりすまし型とは違い、クレジットカードの被害が多く出ているのが特徴です。

オレオレ詐欺の被害者で多い世代は?


オレオレ詐欺の被害者はやはり高齢者が一番多いです。

統計では70代80代の女性が大半を占めています。

現金振り込み以外の、クレジットカード被害も同様に70代以降の女性が多いです。

還付金詐欺


還付金詐欺も振り込み詐欺の一つとなります。

還付金詐欺の場合は、市町村の職員になりすまし、税金等の還付に必要な手続きを装ってATMなどから現金を振り込ませる手口です。

還付金詐欺の被害者で多い世代は?


還付金詐欺も高齢者の被害が多いのですが、オレオレ詐欺よりも年齢層は若干低く、60代、70代の被害者が多くを占めます。

圧倒的に高齢女性の被害者が多かったオレオレ詐欺とは違い、男性の被害者も多いことが特徴です。

架空請求詐欺


架空請求詐欺は、電話やメール、はがきなどを使い架空の有料サイトの使用料などを請求し、現金を振り込ませる詐欺です。

架空請求詐欺の被害者で多い世代は?


架空請求詐欺の被害者は二通りに分けることができます。

有料サイトの使用料として架空請求の被害に遭った被害者は20代~60代まで幅広い世代にわたっており、男性の被害者が圧倒的に多いです。

有料サイトの使用料以外の請求での詐欺被害者は、高齢者の被害が多く、一番多いのは80代以上の女性という統計結果がでています。

異性との交際あっせん詐欺


出会い系サイトなどを利用して、異性との交際をあっせんする名目で利用料や、会費を騙し取るのが異性との交際あっせん詐欺です。

異性との交際あっせん詐欺で多い世代は?


被害者には若い男性が多いと思われがちですが、男女比はそれほど変わりません。

そして詐欺にあった被害者の年代も若い人だけではなく、40代、50代の方も少なくありません。

融資保証金詐欺


実際には融資をしないにも関わらず、手続きをしたら融資が可能というような言葉で騙し現金を口座に振り込みさせるのが融資保証詐欺です。

融資保証詐欺の被害者で多い世代は?


融資保証詐欺の被害者は、20代の若い世代から60代まで幅広い世代に渡りますが、その中でも一番多いのが60代の男性になります。

これは中小企業の社長など、会社の運営費を融資してもらうためにコンタクトを取ってしまいそのまま詐欺にあう実例が多いからということでしょう。

詐欺の被害者にならないための自己防衛方法は?


様々な手口によって巧みに騙す詐欺師達。

そんな詐欺に遭わないためには、常日頃から自分の身は自分で守るといった自己防衛の意識を高めることが大切です。

どんなことに気を付けたら詐欺に遭うリスクを防ぐことができるのでしょうか?

円滑なコミュニケーション


電話でのオレオレ詐欺の場合、一番の要因となってしまうのが、コミュニケーション不足 です。

親族とのコミュニケーションだけでなく、周りの人とのコミュニケーションを円滑にすることだけで、自分自身に対し注意喚起することができます。

高齢の一人暮らしの親族がいる場合は、定期的に電話などでコミュニケーションを取ることにより、オレオレ詐欺の被害に遭うリスクはかなり減少してくるでしょう。

楽して儲けるお金が稼げるを信用しない


金融商品等取引詐欺や、ギャンブル必勝情報提供などの詐欺の場合、その要因にあるのが、簡単にお金が稼げる、楽して大金が手に入るなどといった甘言です。

それほど簡単に大金を手に入れることができるのか?

ウマい話には罠があるという意識を持って、最初から全てを信用するのではなく、疑いの目を持って別の側面から冷静に商品を見ることも重要です。

思い込み、固定観念は危険


オレオレ詐欺の場合、親族が事故にあったとか、会社のお金を横領してしまったとかの理由で助けて欲しいという電話で詐欺に遭ったと言う話がよく知られていますので、そういう電話に対しては、かなり警戒心を強く持つ人が増えてきていると思います。

しかし、オレオレ詐欺の手口で一番多いのは、横領とか事故に遭ったということではありません。

なんと、半数以上が、「カバンを置き忘れた」「財布を無くした」という会話なのです。

孫や子供が事故に遭ったなんていう電話には引っかからなくても、こういった単純ものにひっかかる人が多いというのは、オレオレ詐欺に対しての固定観念や思い込みがあるからでしょう。

怪しい電話、お金絡みの電話が来た時は、その内容に関わらず、注意するということが必要ですね。

振込先の信頼性をチェック


出会い系サイトなどにお金を振り込む場合なども、必ずその会社が実在しているのか?信用できる会社であるのか確認することが必要です。

会費や入会金などが必要な場合、必ず会社の住所や電話番号などの連絡先が明記されています。

そして、風営法などによりその会社の運営が許可されているかどうかもチェックしなければなりません

自己管理をしっかり


身に覚えのない請求なのに支払いをしてしまったということの原因の一つに、実際にいろんなサイトを利用したことがあり、自分に思い当たる節があったということがあります。

そんなことにならないためにも、どんなサイトを利用したのか?どこでショッピングしたのか?を確実に管理することが必要です。

大金を振り込む場合はまわりに相談してみる


本当に相手が困っているようで、どうしても助けてあげたいという気持ちになるのはわかります。

しかし、すぐにお金を振り込むのではなく、周りの人に相談することで、多くの詐欺は防げるものです。

孫や子供からの電話でお金の振り込みをお願いされたら、もう一度自分から、電話をしてみるとか、話のできる親族に相談してみる

子供や孫のために親族には内緒にしたいのならば、友人に相談してみる。

これだけで、詐欺に遭うリスクは大きく減少します

自分だけで決断せずに、誰かに相談すること、それで自分も一度冷静になってもう一度考えることができるようになります。

もしも結果的に詐欺にあってしまった場合、どうすればいいのか?
その答えの参考は、下記コラムに記載しています。
ぜひ一度読んでみましょう!!

あなたの詐欺被害、弁護士に無料相談できるかも。法テラスとは?

詐欺でとられたお金を取り返そう!返金させる8つの方法をご紹介

まとめ


オレオレ詐欺は新しい詐欺の手法と思われがちですが、実際は1980年代にも被害は確認されています。それが爆発的に増えたのが2000年の初頭です。

スマホや携帯電話の普及などで、詐欺被害が増えたのかと思いますが、被害に遭った高齢者は多くが固定電話を利用している方でした。

では、何故今になってこれほどまでに特殊詐欺が増えてきたのか?

やはり、その背景として、昔よりも周りとのコミュニケーションが少なくなってしまったというのがあるのではないでしょうか?

もしもの時のためだけでなく、常日頃から友人や親族とのコミュニケーションを心掛けるということが詐欺の被害に遭わない大きな自己防衛手段になると思います。

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